eco
- スタッフブログ
こんにちは
設計部の南谷です。
前々回のブログは伊藤さんの哲学のお話でしたね。私は哲学のことはあまり分からないですが、大学生の時に受けたカントの哲学の授業がとても面白かったのを覚えています
今回はeco!!!
・・・つまりecology!
ecologyの本来の意味は生態学・・・大きい範疇で難しいですが、生物と環境の関係を取り扱う学問です
最近エコカーを購入しました
学生の頃から、ハイブリッドカーに興味を持っていて、価格が下がってきたら買おうと思っていました。
エコ。
和製英語で、ecology(生態学・環境) economy(経済的)の複合的な意味があるそうです。
経済発展の時代に環境汚染があり、その反省点として地球環境が見直されてきました。
環境汚染対策のひとつとして地球温暖化物質・二酸化炭素の排出を抑えるという動きがあります。
実は日本の二酸化炭素排出の30%は建築業界が占めています。(建築時・運用時)
住宅でも環境に対しての配慮をすることは不可欠です。
住宅のエコも種類はたくさんあります
<消費エネルギーを抑える>
・太陽光パネルで自然エネルギーを使う。
・太陽光パネルで発電した電気を蓄電池に貯めて効率よく使う。
・スマートハウスによって使用しているエネルギーを把握して節約する。
・お風呂の浴槽保温を高める。
・LEDの照明を使用し消費電力を抑える。熱エネルギーを抑える。
・熱交換型換気扇を使用する。
<環境負荷を抑える>
・断熱材を入れて冷暖房の効率を上げる。
・窓を二重サッシにして断熱性を上げ、Low-Eガラスを使って熱線を入れないようにする。
・庇を設け、太陽高度が高い夏は光を遮り、高度が低い冬は光を入れる。
・すだれを設けて光は入れず、風通しを確保する。
・遮光タイプの瓦。
・屋上緑化
<資源を抑える>
・節水の水洗・シャワー。
・節水タイプのトイレ。
・雨水利用タンク。
・地盤改良や外壁など再利用材を使用する。
・リフォームをして長く住まう。
住宅の建材・設備を見ても地球環境に配慮しているものばかりです。
また、2012年には都市の低炭素化を促進する法律が制定されました。
低炭素建築物をご存知でしょうか。
簡単に言うと、低炭素・・・二酸化炭素の発生を抑えるということです。
以下の項目があります。
・外壁や窓等を通しての熱の損失の防止。
・一次エネルギー消費量(石油・石炭など)を10%抑えること。→具体的には電気エネルギーを少なくし一次エネルギーの使用を抑えて二酸化炭素の発生を抑える。
・建築物の低炭素化のための措置が講じられていること(節水・木造住宅・ヒートアイランド対策等)。
・都市の緑地の保全に配慮されていること。
・資金計画が適切であること。
実際に使用する人にとってはエコノミーで経済的にする方がメリットがある、作る側としては企業イメージが良くなる、という意見もあるかもしれません。
しかし、環境汚染によって今までに実際に受けた被害やこれから次の世代を生きていく子供たちを考えると、そのようなこととは無関係に地球に住む私たちは環境について考える使命があるような気がします。
皆さんもきっと生活の中で無意識に環境に配慮しているシーンがあるのではないでしょうか。
本当は電気自動車の開発が進み、もっと使いやすくなって普及してほしい、と思っている南谷でした。