建物探訪、第二弾! まつやまたかし邸に潜入して来ました!
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こんにちは、設計部の松岡です。
梅雨入りしましたね~ 雨も情緒があっていいものですよね。
さて今月は先月の予告を見事に裏切る「待望の建物探訪」の第二弾!
このようなチャンスが舞い込んで来たためこちらの内容で急遽テーマを変更させて頂きました。
今回、ご紹介する建物はイラストレーターで雑誌デイトナで車と映画のイラストコラムでお馴染みの「まつやま たかし」さんのお宅です。
この方、鳥山明氏(Dr.スランプ・ドラゴンボール)のアシスタントをされていて漫画も発表していた方なのです。
松山さんはアメリカンハウスに憧れ、なんと自分で材料を輸入し自分で建ててしまったんだから驚きです。
その自分で建てた工程を全て記録に残し、イラストも添えて、なんと!書籍「アメリカンハウス」も出版してしまった!
一粒で二度おいしいとはこの事!只者ではありませんね!
その出版された本がきっかけで映画「あの空をおぼえてる」の舞台に起用されたというから凄い展開ですね!
人生、何があるかわからないものですね!
私はお宅訪問前に、あらかじめ映画を観てからお邪魔したので見所たっぷりでした。
映画のパンフと、その切っ掛けを作ったアメリカンハススの書籍(絶版)。
写真奥に見えるのは台本です。
敷地の奥にそびえ立つツリーハウス、でか!
このツリーハウス、実は映画のセットなんです。
撮影後にセットを解体する予定だったらしいのですが、もったいないので松山さんが貰ったんだとか(笑)
では早速登ってみましょう~
この中央に掛かっているハシゴで登ります。
とても狭いです(汗)
ツリーハウスの入口と中の様子。
映画撮影後に、関係者が寄せ書きを残しているのがとても楽しい!
さらに劇中で書かれた兄弟の絵も残っていましたょ。
見晴らしは最高です。
ツリーハウスを拝見した次は、松山さんの仕事場にも潜入します!
これも最近、ご自身で制作されんだって。
本人いわく、絵を描くより大工仕事の方が楽しい!って言ってました(笑)
デスク廻り。
なんだかそそる書籍が並んでいます。
早速ジャンクボックスも拝見。
懐かしいモノやパーツなどで溢れていました。 この仕事場、ちょうど良い大きさでとても落ち着くんですよね~
え~な~
こちらがあのアメリカンハウス!
※中央の方が「まつやまたかし」さんです。
アメリカンハウスの室内の様子はプライベート空間なので、興味のある方は映画「あの空をおぼえてる」を観て観てください。
ほぼ全室を見る事ができますよ!
実は約1年の撮影期間中、ご家族全員が近所に引越しをしていたらしいです。
実におもしろい。
いろいろなエピソードや撮影秘話、さらにイラストレーターのお仕事などいろいろなお話を聞くことが出来ました。
なんだか最近特に思うのは、人と人の繋がり、縁って不思議なものだな~と。
さらに「一歩踏み出す勇気」って必要なんだな~と。
松山家を後にする車中で考えていました。
設計部 松岡でした。
PS:このようなお宅訪問で感じるのは、家とはその人のライフスタイルを写す鏡のような気がしました。
家とは良い設備でもなく、高価な仕上げ材、最先端の機能でもないなぁ~と。 どのように「住まうか」が重要ではないのかと感じました。