床下点検
- スタッフブログ
皆様こんにちは、アフターメンテナンスの佐藤です。
早いもので今年も6月に入りまして、急に暖かくなってきました。
日によっては、最高気温が30℃を超えるようになってきましたので、5月に私も衣替えで下のカッターシャツを半袖にしました。
この時期になりますと、家の中で蟻・虫が発生することで、シロアリの心配してメンテナンスの問い合わせ頂く事があります。
ほとんどが、クロアリと呼ばれる普通の蟻です。
先日も築6年の既存のお客様宅に、他のメンテナンスで訪問した際、床下の点検を希望されましたので、
漏水の点検・シロアリの点検も兼ねて自分で床下に潜って点検してきました。
皆様もほとんどの方が、床下に潜った事などないと思いまして、写真を撮ってきましたので、
床下の状況を少しご紹介したいと思います。
LDKの床下になります。
廊下の床下になります。
洗面所の床下になります。
浴室の床下になります。
以上、点検させて頂きまして、漏水・シロアリなど何も問題なく良好な状況でした。
木造の住宅で建てられた方は、少なからずシロアリについては、皆様心配されて見えると思います。
今の住宅では、べた基礎で構造材にも被害を受けにくい材料が使われていますので、白蟻の発生も少ないと思われますが、
築20年以上前では、基礎が布基礎で床下が土になってる住宅が多く、防蟻処理もしてない場合がありますので、ご自宅が心配な方は、
一度専門的な点検をお勧めします。
白蟻の予防について調べてみましたので、少しご紹介します。
①白蟻は暖かく、暗く、湿度が高く、ジメジメした環境を好むので、水廻りは要注意です。
※これらの場所は出来るだけ風通しを良くして、湿度を低くして下さい。
②建物の周囲に不要な木片などを安易に置かないで下さい。
※床下換気口の空気の通る場所にはエアコンの室外機など設置しないように、注意が必要です。
③白蟻は、ある日突然いきなり住み着いてくるわけではなく、繁殖しやすい場所をとびとびに辿ってやってきます。
※床下に湿った木片やネズミなどの死骸があると、白蟻を招き寄せる可能性があるので注意が必要です。
④白蟻の食物は基本的には木ですので、当たり前ですが木造住宅が狙われますが、鉄筋コンクリートの建物も完全に安全だというわけでは
ありません。白蟻は、木がそばにあれば、コンクリートや金属のケーブル、畳などをかじる場合があります。また、建物がコンクリート
でも、内装が木で出来ている場合には、白蟻の被害を受ける可能性があります。
家の中や家の周囲でシロアリを見つけたら、すでに被害が相当広がっていると思ってください。
シロアリは非常に目立たない虫で、というよりは基本的には人の目に触れないように活動します。
それが目に見えるところに出てきたということは、もうその場所における繁殖がある程度に達し、
新たな繁殖地を作るために進出しようとしている可能性が高いわけです。
以上、参考になればと思いまして、投稿させて頂きました。
こうみえて、ゴキブリが大の苦手な、佐藤 でした。