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BLOG・COLUMN

スタッフブログ・家づくりコラム
2013.1.25

世界遺産

  • スタッフブログ

こんにちは

 

 

 

設計部の南谷です

 

今回のテーマは世界遺産。

 

私は大学時代にトルコに旅行したことがあり、イスタンブールの歴史地区でアヤ・ソフィア、スルタン・アフメット・ジャーミィ(通称ブルーモスク)、地下宮殿、トプカプ宮殿に行きました。これらは歴史地区として世界遺産に登録されています。

 

 

 

アヤ・ソフィア

360年建設、537年再建のキリスト教の大聖堂です。20世紀に無宗教の博物館に変えられ、現在では直径31mの大ドームとモザイク画、4本のミナレットが残っています。

 

 

 

 

 

 

スルタン・アフメット・ジャーミィ(ブルーモスク)

1616年にアフメト1世が建設させたモスクです。アヤ・ソフィアの真向かいにあります。6本のミナレットと直径27.5mの大ドームを持ち、ブルーのタイルにが青く光るためブルーモスクの通称で知られています。

 

 

この二つの教会は2度行きました。とても大きな教会で歴史もあり威厳もあります。小さな私はパワーに圧倒されてしまいます

 

 

 

 

ところで

Q1 世界遺産とは何なのでしょうか??

前から気になっていました。

 

調べてみました↓

A1 世界遺産は、ユネスコ総会で採択された「世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約」に基づいて登録された遺跡、景観、自然のことです。

 

 

 

 

では、

Q2 なぜ世界遺産ができたのでしょうか?

 

A2 武力紛争の際に相手方の文化財に対する破壊行為を行うべきでないと、ユネスコの設立後 1954年のハーグ条約で採択されたのです。文化遺産を守るための決まりです。また、エジプトの新しい開発行為の為にダムが建設され、アブ・シンベル神殿が取り壊されそうになったこともきっかけとなっています。

 

 

 

 

そして、

Q3 どのような基準で世界遺産が決められているのでしょうか?

 

A3 人類が共有すべき「顕著な普遍的価値」を持つ物件として認められており、移動が不可能な不動産やそれに準ずるものが対象となっています。

 

 

 

ここで気になるのが「顕著な普遍的価値」。

これは一体どのような基準でどのような価値観なのでしょう??

 

 

世界遺産条約では次のように定義しています。

 

「顕著な普遍的価値とは、国家間の境界を超越し、人類全体にとって現代及び将来世代に共通した重要性をもつような、傑出した文化的な意義及び/又は自然的な価値を意味する。従って、そのような遺産を恒久的に保護することは国際社会全体にとって最高水準の重要性を有する。委員会は、世界遺産一覧表に資産を登録するための基準の定義を行う。」

※「世界遺産条約履行の為の作業指針」の第49パラグラフ

 

 

 

 

かみ砕くと、

顕著な・・・はっきりしていて分かりやすいこと

普遍的・・・誰が見てもいつの時代に見ても変わらないこと

つまり、誰が見てもいつ見ても素晴らしいと感じる価値なのです。

 

 

 

 

 

 

世界遺産はこのような手順で審査され登録されます。

 

 

 

 

※Wikipedia 世界遺産 より

 

 

 

長くなりましたが、ざっくり世界遺産を理解していただけたでしょうか?

私は、まずは自然遺産を旅してまわりたいと思っています!

それでは、また来月

 

 

 

でも本当はすごくモンゴルの草原が見てみたい南谷でした。