新旧の電波塔を観てきた！

こんにちは、設計部の松岡です。

なかなか夏らしい暑さが感じられず寂しい限りです。

さて先日、アナログ放送から2011年7月24日地上デジタル放送へ完全移行されました。
ではと言うことで、新旧をこの目で観てこようと思い「東京スカイツリー」と「東京タワー」を観て来ました。
私が現地に行ったのは切り替えの初日、７月の２５日で平日にも関わらず観光客が多かったように感じました。
タワーはほぼ完成に近いカタチまで進んでおり、あと残すは地上部分の建物の一部と内装工事といったところでしょうか。
詳しくはウェブサイトを観てくださいね　http://www.tokyo-skytree.jp/

早速、迫力あるアングルで撮影！
南側の河川敷も手が加えられ、遊歩道もできるようですね～
ここで犬の散歩でもしながら、のんびりしたいものです。
この場合、犬種は「柴犬」と限定としておきましょう。

色々な角度で「目視」考察をしてみます。
とてもシンプルな形状で清潔感があり好感が持てるデザインですね。
しばらく散策すると、あの有名な「かみむら」を発見しました！
例のアレです、アレ。

でました！　名物「タワー丼」！
エビもまさか、こんな姿にされるとは思っていなかったでしょうね（笑）
今回は早朝だったため、食べる事ができませんでした････ちと残念。

ならばと、気を取り直して御土産を物色します。　
なんでもタワーにしちゃいますね･･(笑)
1本４００円なり！　

ではアナログ放送を終えた東京タワーへと移動します。
http://www.tokyotower.co.jp/333/index.html

この歳で、始めての東京タワーです。
リベット打ちされたトラス構造、末広がりのシルエット、赤と白のカラーリング、
どれを取っても味わい深く、その姿はまさに芸術作品です。

この美しさは、何からか感じ取れるのかを考察してみると、トラス構造の鉄骨に打ち込まれた無数のリベットとボルトではないかと感じます。　連続するリズム感、とテンポ。
リベットは168,000本、本締め用のボルトは亜鉛メッキ部材の現地接合に45,000本使用しているようです。
詳細はコチラ参照　http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E3%82%BF%E3%83%AF%E3%83%BC

トラスの構造美を強調しシルエット表現で撮影してみました。

連続する赤い鉄鋼は、4本の綺麗な放物線を描き中央に伸び上がって行きます。

タワーの下には公園が設けてあり、市民の憩いの場として利用されています。
手前の樹木、少し奥の樹木、中央に覗く東京タワーと、距離感を強調し若干のミニチュア感を出してみました。
今回のタワー画像中でもお気に入りの１枚となしました。

個人的な見解ではありますが、私は東京タワーの方が好みです。
味わい深いと言うのその理由ですが、背景に歴史があります。
スカイツリーも世代交代したその時に味わいなるものを感じるのかも知れません。
常に最新が持て囃される昨今、過去のモノを見直す事も大切なのではないかと再度、感じてしまいました。

最近「葉虫」「未来ちゃん」の写真集を購入し　
ますます写真が好きになった　松岡でした。