“はやぶさ”をつくってみました
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こんにちは、広報の福永です。
以前、当ブログでもご紹介しました小惑星探査機「はやぶさ」《前回の記事へ》
昨年末にカプセルからイトカワの微粒子が見つかり再度話題となりました。
地球外の物質、感動と興奮を覚えます。
はやぶさ…もっと間近で見てみたい。裏側ってどうなっているのかなあ…
しかし実物は燃え尽きてしまいました。。。
でも!でも見たい!!
ということでプラモデルを購入しました。
Amazon限定の金メッキバージョン。テンションが上がります。
プラモを作るなんて何年ぶりだろう。形から入るタイプなので、道具も一新しました。
プラモと同等のお値段のするニッパー。高かったのですがこれが素晴らしい。ランナーからスパスパ切り離せ、断面もヤスリがけが不要なくらいキレイ。
メッキにはプラモ用接着材で接着ができない為、メッキを削るか瞬間接着材が必要になります。
慎重に選択した結果ゼリー状接着剤を購入。しかしこれが後々後悔することに…
金メッキが美しい…。慎重にパチン
太陽電池パネルはシールで再現。指先ではぷるぷるするのでピンセットが活躍します。
接着剤を爪楊枝を使い塗布し接着したのですが、これがなかなかくっつかない;ハイスピードタイプなのに…。仕方がないので輪ゴムでぐるぐる巻いて固定しました。
ネジ山みたいなものがサンプル採取装置。ここから奇跡が始まったんですね。
写真右の球体のものが再突入カプセルです。唯一地球に帰って来れました。
赤で囲った数ミリのパーツがミネルヴァ。コストを押さえるため、民生品や宇宙仕様品の廃棄部位を使用したそうです。残念ながらイトカワ(写真右)に着陸することは出来ず、人工惑星となりました。
いよいよ完成です。
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イトカワをモデルにした台座にディスプレイが出来ます。ミネルヴァも着陸できました。
作業開始から2時間強、、、写真を撮りながらとはいえ、塗装もしていないのに時間がかかりました。
接着剤の選択を間違えなければ…。とはいえ、これも経験。もし金メッキバージョンを作られる方はメッキを削るか、強度に不安はありますが、瞬間接着剤をオススメします。
出来映えに関しては、自分が思い描いていた“はやぶさ”そのものでした。はやぶさはもうありませんが、その偉業は“はやぶさ2”へと受け継がれ、新たなミッションが検討されています。今度は私たちにどんな夢を見せてくれるのか楽しみです。
完成した“はやぶさ”を宇宙へ飛ばしたところで、今回の記事を終えたいと思います。閲覧ありがとうございました。
広報デザイン 福永