研修~古き町並み。
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こんにちは、設計の松岡です。
早いもので、年が明けてから1ヶ月が過ぎてしまいましたね。
私は1月の下旬に、入社して3回目の「道徳」を学ぶ社員研修に参加してきました。
瑞浪市の山の中にある施設で3泊4日のコースで朝から夜までカリキュラムが組まれ講義やテーマに沿ったグループ討論などを行う内容です。
講習なので施設内での撮影などは控え、カリキュラムの唯一屋外へ出られる「歴史探訪」の選択コースでの紹介をしたいと思います。
今回の歴史探訪は瑞浪のセンター施設よる車で30分の恵那市にある岩村の「岩村本通り」に行ってきました。
この街並みが数キロに渡り続いていきます。
コレは銀行です。新築ではありますが街並みに合わせた造りをしていますね!
あの懐かしい赤いポストも健在です!
岩村町の岩村本通りは商家の町並みとして、岐阜県で3番目、全国では48番目に国(文化庁)の重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。
岩村は江戸時代に東濃地方の政治・経済・文化の中心として栄えた城下町で、
保存地区は城下町の町家地区として形成された町の形態と近代の発展課程を伝える町家群が周辺の環境と一体となった
東濃地方の商家町として、特色ある歴史的景観を良好に伝えています 。
平成15年には、読売新聞主催の「遊歩百選」にも「城址と古い町並み」が選ばれた事でも有名なところです。
店先に掛かっている紺色の暖簾のひみつとは?
通りに面した軒先には紺色の「暖簾」が掛かっています。
暖簾の端には楕円形に白ヌキされた部分があり、そこに女性の名前が書き込まれています。
これは、岩村町の歴史に大変深く関係しているのです。
岩村城の長い歴史の中には織田信長の叔母が女城主として君臨していた時代がありました。
そうした歴史的背景からも、岩村町は広く“女城主の里”として知らており、また女性を前面に押し出したまちづくりを進めている為、そのことにちなんでその家の女性主人の名前が暖簾に書かれているのです。
おもしろいですね!
女城主の酒蔵です。 立派な看板がいい味出していますね~
味わい深い看板はコレだけでも絵になります。 興味深いディテールも見逃せませんね!
店内より奥の酒蔵までを、お酒を運ぶトロッコ用のレールがあります。
コレも味わい深い看板ですね~
その他、お酒の「女城主」の酒蔵もあり試飲もできるようです。また酒蔵の見学も出来るのでお酒の好きな方にはたまらないようです。
古い町並みと写真が好きな私にとっては、研修でちょっと立ち寄るのみではもったいない所でした。
また改めて一眼レフを持ち込んで立ち寄りたい所でした。
まだまだ寒い日が続きます。
風など引かないよう、お気を付けください。
設計部 松岡 でした。