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スタッフブログ・家づくりコラム
2010.7.5

世界に誇る日本の技術力 その1

  • スタッフブログ

こんにちは、広報の福永です。
日本が世界に誇れるものを上げるとしたら、電化製品・自動車・治安・イチロー・アニメ・義理人情…
さまざま思い当たりますが、やはり技術力だと思います。

前回の松岡さん同様、私も台湾研修に参加させて頂き、台北101に行って参りました。
ここは世界で二番目(2010年現在、世界一はブルジュ・ドバイ)に高い超高層ビルで、施工に日本の熊谷組が参加しているそうです。

証拠写真
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中に入るとさすが世界二の建造物だけあり内装も素晴らしかったです。チケットを購入(400元、1200円くらい)して、いざ展望台へ。道中、勝手に写真を撮り1000円で売りつけるおなじみのスポットもありました。たくさんのモニタに自分の姿がでかでかと…男性8人組の我々には堪え難い瞬間です。
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時速60キロのエレベータで一気に89階へ。これは世界最速のエレベータとしてギネスに認定されています。東芝エレベータが手がけたもので、ここにも日本の技術力が光ります。
いざ屋内展望台へと足を向け、眼下の景色を眺めます。
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展望台にはLEDサインやエレベータの模型などが展示されていました。
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91階まで階段で向かうと、そこは遮るガラスのない世界。タワーの最上部も一望できます。
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台北101のある台湾は日本と同じように地震が多いそうです。そのためさまざまな耐震技術が施されています。まず基礎杭は380本、4本の柱を一組にした縦方向の筋交いを4カ所に設置。地下5階~地上62階と94階~99階には、CFTと呼ばれる耐震と耐火に極めて優れた最新構造を採用しています。
…一生懸命調べました。
さらに暴風対策としてTMD(振り子方制震装置)を設置しています。
これは巨大な球体をビル内に吊るし、振り子に似た反作用の力を利用することで、建物の振動を緩和させるものです。中央部の吹抜け空間に直径5.5mの巨大な球体がケーブルで吊るされていて、実際に見学することができました。
表面は厚さ12.5cmの銅板を42枚重ねて溶接したもので、総重量は650トンにも。これによって最大40%の風力による振動を抑えることができます。(社団法人 日本建設業団体連合会より参照)
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球体は金色に輝き、マスコットらしき物体も。電球?
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私たちが携わる住宅とはスケールの違うお話ですが、構造や地震対策など、とても勉強になりました。
地上101階、509.2mもの高さですので、天候が悪いと展望台からの景色は期待できないそうです。
見学に行くご予定のある方は天候に注意して、ご覧いただければと思います。

…あと、帰りのエレベータにもご注意ください。
私たちの乗ったエレベータのドアが開いた先はなぜかオフィス棟。びしっとスーツを着こなした方達と共に、Tシャツの8人は台北101を後にしました。

fuku.jpg 広報デザイン 福永