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2018.11.28

注文住宅の相場と費用の内訳

  • 家づくりコラム

注文住宅の相場とは?

 

マイホームを建てる方法はいろいろとありますが、自分の建てたい家の理想を現実にしたいというのであれば注文住宅が一番でしょう。

なぜなら、できる限り理想に近づけることができる方法だからです。ですが、分譲住宅とは異なり一からつくりあげていくので、

どんなところにこだわるのかを考えていくことが重要になってきます。

希望の価格よりも高くなってしまうことがでてくるのが注文住宅ですので、よく考えていかなければいけません。

注文住宅の場合、どんなマイホームにしたいのかによって費用は大きく変化していきます。

 

しかしできる限り安くしたいといった希望を叶えることができるのも注文住宅の特徴ですので、予算を含め決めていかなければいけません。

例えば工務店に依頼するのであれば、いったいどれぐらいの相場で建てているのかということも相談することができるでしょう。

実績がありますので、似たようなケースの家を見て大体の値段の相場がわかるはずです。分譲住宅などの相場というものは、ある程度一定の金額にそろってくるのが基本でしょう。

周辺の企業が競争をしているわけですから、平均化された金額ともいえます。

 

ところが、注文住宅の場合にはオーダーメイドになってくるわけですから、そうそう相場がいかされるというわけではありません。

工務店などが持っている工法などで相場が見えてくるようにはなりますが、かなりばらつきが出てきます。

例えば住宅設備や建材をある程度まとめて購入することでコストダウンを図っている場合もあります。

このようによりコストダウンができるような業者を探して、実績と規模があるところ依頼してみるというのも、ひとつの選択となってくるでしょう。

 

 

標準仕様とオプション価格

 

相場ということを知るという意味では、標準仕様がどんなものなのかを確認することも必要です。そのために、内外装や設備を実際に目で見て確認することが大切です。

もちろん、説明やカタログを見ることで知ることもできるでしょうが、百聞は一見に如かずという言葉にあるように、実際に目で見てみないと分からないことも多くあるでしょう。

まったく詳しくない人でも、その目で見て触れることができれば、標準仕様とは一体どんなものなのかを知ることができるでしょう。

そのため、現物を見ることができる場合は必ず見せてもらいましょう。

さまざまな知識も身につけることができますし、理想とどこまで違うのかも知ることができるようになるはずです。ショールームがあるところもかなり多くなっていますので、

できるだけ標準のものを確認するということが一番確実な方法だといえます。

 

注意点としては、ショールームにある物件は、オプションも含まれることが多いということでしょう。さまざまなものがプラスされ、標準仕様ではなくなっていることもあります。

坪単価がでていても、フルオプションになると全く異なる金額になってしまうのが基本です。

どれぐらいのオプションがついているのか、それがいくらぐらいなのかということも比較してみると、その工務店の相場が見えてくるようになるでしょう。

どこまで自由設計できるのかも確認しておくことが必要です。

 

 

 

本体価格以外にかかるもの

 

本体工事費ばかりに目がいくところですが、実際にはこれだけで終わりません。付帯工事費というものがあり、別途としてかかるようになるからです。

例えばガスや水道の敷設工事などは、本体工事とは別に費用がかかります。駐車場などの外構工事も別途ですので、見ておかなければいけないでしょう。

もちろん、エアコンや照明器具も付帯工事費として扱われます。

そのため、しっかりと資金計画書に付帯工事費も含まれているか重要になります。意外とかかる金額であり、増やせばいろいろとでてきます。

目安としては、本体工事の20%程度と考えることができるでしょう。

 

しかしながら、条件によってはもっと費用がかかることもでてきます。傾斜地などの問題によって、施設工事に時間がかかるというのがよくある例です。

こうした土地の条件は、避けることができない以上かなりの金額負担になることがでてきます。早い段階で建築予定地へハウスメーカーの営業や設計担当と現地確認をすることをお勧めします。外構工事や付帯工事費の概算も教えてくれるはずです。

 

また注文住宅には諸費用も掛かってくるため、現金で7%~10 %程度は別途用意しておくと良いでしょう。相場には関係してこない部分ですが、税金やローンの手続きにかかる費用、引っ越し代金などが含まれ、これらは現金での支払いになります。思っている以上にかかることもあるため、ある程度見込んでおくようにしましょう。

相場よりも抑えられたと思っていても、実はとてもお金がかかったということはよくあることです。

少しでも抑えようと思うのであれば、建物だけではなくさまざまな点に注意していくことが必要でしょう。

特に現金でかかるものは、節約できるものもいろいろとあるのですから、こうしたところから節約してみるのも一つの方法です。

 

 

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