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2024.3.3

注文住宅で失敗しないために

  • 家づくりコラム

注文住宅のメリットとデメリット

 

家を建てることは、人生最大の買い物といわれています。

だからこそ、自分の満足度が高い理想の家を建てようと思うのは当然のことです。

理想の家を建てるためには、注文住宅を選択することが最適といえるでしょう。

 

それでは、注文住宅のメリットとデメリットについて紹介いたします。

 

注文住宅のメリットとしてまず挙げられるのが、非常に自由度が高いことです。

外観のデザインから各フロアの間取り、設備や工法などあらゆる要望を自由に選択することが出来ます。

また設計してから建築するため、建築過程も逐一チェックでき、工事管理者へいろいろと質問できるのも大きな魅力です。

予算に合わせて自分で、追加する部分と削る部分を選べるのも自由度が高い証拠です。

二世帯住宅や三階建て住宅も建売住宅での販売数が少ないため、注文住宅が中心となります。

自由度の高さが一番のメリットになるため、自分の家を建てた満足感や充実感は大きいはずです。

 

 

デメリットとしては、入居までとにかく時間がかかることです。

これは致し方ない部分でもありますが、どうしても自分の理想を設計の段階から話を詰めることになるので時間がかかってしまいます。

また、土地の有無によってもかかる時間が大きく変わってきます。

もし土地が無ければ、家の設計とは別に土地探しから始めなければいけないため、場所によってはハウスメーカーとは別の業者との打ち合わせや契約も必要となってきます。

費用の面でも、どうしてもこだわりを重視してしまうと、建売住宅と比べて費用面が高くついてしまうことが多いというデメリットがあります。

 

このように、さまざまなメリット・デメリットがありますが、2021年度の住宅金融支援機構の調査によると約65%が注文住宅とのことです。

 

注文住宅の失敗例

 

注文住宅を建てるにあたって、どんな失敗があるか、幾つかの例を挙げながらご紹介いたします。

 

まず1つ目に、自由度の高さから来る要望とこだわりの多さが引き起こす予算オーバーです。

注文住宅だからこそのこだわりは、必ずあるものですが、それが予算オーバーにつながり、結果的に犠牲になる箇所が多く生まれ、アンバランスな設計になりがちです。

 

2つ目に、何よりも自分の考えを優先させてしまい、本来あるべき居住性を損なってしまうことです。

設計の段階でプロの設計士からもいろいろなアドバイスがありますが、それに耳を傾けずに自分の要望だけを通してしまうと招いてしまう結果です。

例えば、部屋を広くしたいあまりに、収納スペースを必要以上に削ってしまった。

その結果、収納タンスなどを多く置かなければいけなくなり、想定していた広さを確保することができなくなった。

デザインを重視しすぎて、耐震性が欠けてしまった。

コンセントやTV、LANの場所をあらかじめ決めておかなかったために、家電製品のケーブルが長くなってしまい、不便な場所にしか家電製品が置けなくなるなどがあります。

ほかにも、家を建てるために新たに土地を購入したにも関わらず、その地域の条例などによって、自分の理想とする住宅が建てられず、設計を変更しなければいけなくなった。

どれも実際にある話ばかりで、決して他人事ではありません。

 

では、失敗しないためには、一体どのようなことに気をつけなければいけないのでしょうか。

 

失敗しないために必要なこと

 

昔から、家は三度建てなければ満足がいかないといわれていますが、実際に三度も建て直すとなると、時間や費用が途方も無くかかってしまいます。

だからこそ、最初の段階から、極力失敗しないよう準備を怠らないようにしなければいけません。

では、実際にどのようなことを心がけなければいけないのか、代表的な3点についてご紹介いたします。

 

まず1つ目は、こだわりを絞ることです。

いろいろなこだわりを持ってしまうのは仕方のないことですが、前述したように、こだわりの結果、犠牲になる部分もかなり出てきます。

更に、こだわりが多いほど、図面が難しくなり時間もかかってしまいます。

そのため、長く住む家のバランスを重視して考えて、こだわりを絞ることが大切です。

 

2つ目は、標準仕様の現物を見ることです。

住宅展示場へ行くと、最新の設備が綺麗にたくさん展示してあります。

その中から、キッチンまわりや浴槽などの設備を選ぶことが多いと思います。

ただ、住宅展示場には最上級クラスの設備が展示されていることが多く、そればかりを選択していると予算オーバーになりがちです。

そのため、ハウスメーカーなどの業者へ相談し、カタログなどから標準ランクの設備を確認し、可能であれば現物を見せてもらうことが必要です。

 

3つ目は、専門家の意見に耳を傾けることです

経験豊富な専門家の意見は、時として私たちの期待を超える提案をしてくれることがあります。

インターネットの写真や口コミ情報だけでは分からない施工現場のノウハウを大切にすることです。

 

以上、代表的な3点を紹介しましたが、ここに挙げたものを少しでも意識していただくことによって、より満足度の高い住宅になるはずです。

 

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