自然素材を使った住宅
- 家づくりコラム
自然素材の住宅?
最近では、愛知県でも自然素材を使った住宅が人気になってきました。
しかし、一口に自然素材といっても、その定義をしっかりと知っておかなければ、よくわからない住宅になってしまうことに繋がりかねません。
家を新築する上で、正しい知識を持っておくことが大切であるといえるでしょう。
自然素材とは
自然素材とは、ただ木目を生かした素材を使えばよいということではありません。
明確な指針がなかったりすることもありますが、自然界にあるものを使って加工をしたとしても、“素材を変化させるようなことをしない”ということが重要です。
加工建材を使わず、条件を満たしている自然素材が多く使われている住宅は、体にも環境にも優しいと言えます。
自然素材のポイント
愛知県でも人気の、“自然素材の住宅”にはいろいろなポイントがあります。
・メリット
自然素材は新建材などとは違い、呼吸をしています。
湿気ていれば湿度を吸収しますし、乾燥すればその水分を吐き出し、湿度をコントロールしてくれるのです。
そのため、結露も起きにくく、カビやダニが発生しにくい環境を作ることができます。
・デメリット
ただ、その分、柔らかい素材となってしまうため、傷がつきやすいという問題もあります。
壁紙に紙を使ったりすれば、環境に優しい住宅にすることはできますが、定期的にメンテナンスを行わなければなりません。
手間もかかりますし、材料も高額になるケースがあるため、施工費が上がってしまうことも珍しくないでしょう。
それでも、住環境として素晴らしいものになるからこそ、自然素材は愛知県でも人気があるのです。
また、自然素材を使う上で忘れてはならないのが、経時変化です。
時間とともに素材は変化していくため、色が変わっていくこともあるでしょう。
フローリングも傷がつきやすいため、定期的なメンテナンスが欠かせません。
珪藻土を使えば、傷がついて剥がれ落ちてくるので、時期を見て塗りなおすことも必要です。
こうした手間をかけてあげることができなければ、自然素材は有効な建築材とはならないでしょう。
逆に言えば、これが面白さでもあり、自分らしい城に変わっていく部分ともいえます。
自然素材、どんなものがある?
・無垢材
住宅に使われる自然素材としては、無垢材が有名です。
原木から切り出した状態で使う材木であり、スギやヒノキが用いられます。
広葉樹を使ったものは、素材として柔らかいため傷がつきやすいことが問題となってしまうことがありますが、
その代わりに、木目の美しさを感じることができ、やわらかな雰囲気を作り出すことができるでしょう。
また、無垢材は、一見火に弱そうに見えますが、そのようなことはありません。
使用の仕方や、ある程度の太さがあると、芯まで焼けるのに時間がかかるため、燃えにくい素材であるとも言えます。
・珪藻土 漆喰
壁素材としては、珪藻土や漆喰が挙げられるでしょう。
珪藻土は、粘土状の物質で、細かな気泡ができるところがポイントです。
調湿機能があり、消臭もできることから、ペットを飼うのであれば有効な素材となります。
漆喰は、水酸化カルシウムでできたもので、美しい白色が特徴です。
最近では、カラーのものも出てきており、好きな色で仕上げることができるようになりました。
漆喰も調湿機能を持っており、消臭も期待することができるため、子ども部屋などに使うのもよいでしょう。
自然素材の家を建てよう
新築を建てるときに、自然素材を使うことができれば、優しい空間を作り出すことができます。
家族で過ごす空間では、リラックス効果も期待することができ、子どもたちにとっても安心できる空間となることでしょう。
三昭堂は愛知県で地域密着の住宅会社です。
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