愛知県で家を建てるお得な物件の探し方
- 家づくりコラム
愛知県の不動産事情
政令指定都市で、市町村の人口ランキング3位の名古屋市や、自動車産業の盛んな豊田市を要する愛知県。愛知県といえば、2005年の愛知万博を思い出す方もいるでしょう。
名城の名古屋城があり、鎌倉幕府の源頼朝、室町幕府の足利尊氏、江戸幕府の徳川家康などの有名な武士を多く輩出しているなど、歴史好きにも大変魅力的な場所です。
そんな愛知県に家を建てたいと思う方々のために、愛知県で穴場の不動産の見つけ方を紹介します。
まず、穴場物件の探し方を紹介する前に、愛知県の不動産事情を見ていきます。愛知県は全国的に見ても、高い人気のある土地です。全国的に地価が下降傾向にあるなかで、愛知県はここ数年、地価が上昇し続けています。人気がある場所というのは、お店などがどんどん増えて利便性も上がり、今後も地価が上がっていく可能性も高いため、手放す際に購入時より高く売れるかもしれないというメリットがあります。
しかし、地価が高いため土地を購入することが難しく、土地を購入できるように貯金をしようと思っても、貯金をしている間に地価がどんどん上がっていく可能性があるというデメリットもあります。そのため、資産が極端に多い場合を除いて、愛知県でお得な穴場物件を探すことは、他の土地で穴場物件を探すこと以上に重要なことだといえるでしょう。
お得な穴場物件を探すための心構え
穴場物件に限らず、全ての不動産探しにおいて、自分にとってお得な物件を見つけるために必要な心構えがあります。それは必要ではない条件を捨てる覚悟を持つことです。世の中には、多くの条件が満たされた、素晴らしい物件が多くあります。しかし、それらの物件は往々にして大変高価なものになっています。当然ですが、条件のいい物件は高価になります。
しかし、逆に考えれば、条件を落とせば落とすほど物件は安くなります。漠然とあったらいいなくらいの条件であれば、その条件は落としてしまったほうが物件を見つけやすくなります。 しかし、何でもかんでも条件を落としてしまっては、せっかく買った物件に不満を募らせることになりかねません。大事なのは、本当に満たしたい条件を考え、欲張らずに予算とのバランスをとることです。
例えば、名古屋に住みたいと考えている人がいた場合、名古屋の中心地に住みたいのか、名古屋ならどこでもいいのか、都市部の利便性を享受したいのか、愛知に住みたいだけでイメージでとりあえず名古屋といっているのかで物件の価格や探し方はまったく変わってきます。 名古屋の中心地を希望する場合は選択の幅はあまりなく、安い物件を探すのは難しいかも知れませんが、名古屋であればどこでもいいなら、港区や守山区などは地価を抑えやすくなります。
逆に、便利であればいいのであれば、名古屋市内ではなく、すぐ近くの豊山町や清須市、愛知県第二の都市である豊田市なども選択肢に入れることが出来ますし、愛知県でさえあればいいなら、豊根村などという選択肢もあります。
お得な物件の探し方
では、実際にお得な穴場物件を探すにはどうすればいいのかを紹介します。
まず、始めにインターネットの不動産情報サイトなどで、住みたい場所の物件情報を調べます。インターネットの情報サイトにそんな穴場が載っているのかと思う方もいるかと思いますが、これ自体は下準備であり、目的は実際の物件探しではなく、相場観を養うことです。もちろん、掘り出し物としていい物件が見つかる場合もあります。 ある程度の相場観を身につけたら、次は現地に赴き、住みたい地域の不動産屋さんを訪ねます。その際、チェーンの不動産屋さんでもいいのですが、できるだけチェーンではない、その地域に根ざした不動産屋さんがおすすめです。もちろん、利便性や安心感で言えば、チェーンの方が優れている場合が多いですが、穴場物件を探すという点に限れば、地元の不動産屋さんのほうが有利な場合が多いです。
不動産屋さんを訪ねたら、後は、事前に仕入れた相場観などと照らし合わせてお得な物件を探すだけです。
県外から尋ねるのは大変ですが、物件を買うとなれば、大きな買い物ですし、愛知県は新幹線も通っていて、関東や関西からでも容易に日帰りが出来るため、手間を惜しまないことをおすすめします。
また、先ほどの条件を落とすという話とも絡んできますが、条件の落とし方はメリットを捨てるだけではなく、デメリットを受け入れるという方法もあります。もちろん、デメリットを受け入れるのはリスクが高いですが、世間一般のデメリットが自分にとってデメリットになるとは限りません。
多くの人にとってデメリットのある物件は価値が下がりやすくなります。そのため、一般的にはデメリットがあっても、自身にとってそのデメリットがマイナスにならないものであれば、これほどの穴場物件はないでしょう。このように、物件探しには様々な方法があります。