京都へ行ってきました
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こんにちは。
三昭堂の黒河です。
メンテナンスを中心に対応させてもらっています。
訪問させていただいた方もいらっしゃると思います。
話変わりまして、先日京都へ行ってきました。
子供の時に行ったらしいのですが何も覚えていない「銀閣寺」へ行きました。
皆さんご存じ、「東山慈照寺 観音殿」(正式名称:とうざんじしょうじ かんのんでん)です。
教科書に載っていた?と思います。
さすがに内部は見学できませんでしたが、1Fは書院造と言われています。
最近は住宅で和室が少なくなりあまり見なくなってますが、この書院造は現在の特に和室に影響を受けています。
和室に限らず名称で残って聞かれる名前は
「鴨居」「敷居」「畳」「天袋」ぐらいですかね。
昔は大工さんがすべて材木を加工して造作していました。
そう考えると、和室の建築はとても手間がかかったんだなと思いをはせます。
現在では昔のような和室を作ることが難しくなってきています。
材料もそうですが、加工される職人さんも少なくなってきています。
私は和室はなくても畳敷きのスペースがあればいいなと思っています。
そこでゴロゴロできるなぁとのんびり過ごせそうですから。
あとおまけに、同じく観音殿の近くにある「向月台」です。
はっきりした役割はわかっていないそうですが、
この使用されている砂は「白川砂」と呼ばれる砂で光の反射率が高いので
もしかしたら、月が映っているように見えるかもしれません。
(夜間に見ることができたら確認してみたいです)
またこの白川砂は白川砂利と言ったら外構で特に日本庭園で使用されています。
そうです、あのキラキラしていて少しもろい砂利です。
最近は美濃白川砂利が主流だそうですよ。
あまり住宅に参考になることがなかったですが、和室もいいなぁと思って興味持ってもらえるといいですね。
ではまたお会いしましょう。
三昭堂の黒河でした。