スタッフブログ・家づくりコラム
2018.10.13
サツキとメイの家
- スタッフブログ
みなさんこんにちは!
設計部の山田です。
今更ではありますが、
先日、初めて長久手の愛・地球博記念公園にあるサツキとメイの家に行ってきました。
建築の目線から見ても、細部まで念入りに造られている建物を見て驚きましたので、ご紹介したいと思います!
手前にしゃれた洋館が突き出したりもしていますが、
基本的には日本の昔ながらの家で、木造の軸組み工法の真壁づくりで建てられています。
光が差し込む南側に対して、縁側、障子、室内と言う外との繋がりは、
昔ながらの日本の家の特徴だと思います。
ガラスは昭和時代のムラのあるガラスを再現するために、解体する古民家から集めたり
木材には柿渋や炭煤などを塗る事で日焼けしたように見せたり
屋根に使われている瓦は全て手焼きで作られているとの事で、
鬼瓦の部分にはとなりのトトロから取られたという「と」という文字が入っています。
職人さんの遊び心が創り出した楽しいこだわりですね
内部は残念ながら撮影不可でしたが、
竹で細かく組まれた欄間や、お風呂場には細かいモザイクタイルが綺麗に貼られていたり….
職人さんの技が光っていました
家具や引き出しの中まで忠実に再現されていまして、
なぜか懐かしい気持ちになり、あっと言う間に時間が過ぎてしまいました。
三昭堂の各展示場でも、職人さんの技が光った、個性的な空間をご覧頂けます。
ぜひ一度、お近くの展示場まで足をお運び下さい。
設計部 山田