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BLOG・COLUMN

スタッフブログ・家づくりコラム
2018.9.26

窓のお話

  • スタッフブログ

皆さんこんにちは。

東浦営業所 設計担当の爲計田(いけだ)です。

9月も終わりに近づき、すっかり涼しくなってきました

いかがお過ごしでしょうか。

 

さて今回は設計的なお話として『窓』についてのお話をさせて頂きます。

家づくりをしていく上で、最初に間取りを考えると思います。

ここにはこの幅の掃き出し窓を… こっちには小窓を3つ並べて…

いろいろな考えや使い勝手があって悩んでしまう所ですが、窓に関しての忘れてはいけない要素として

『取付高さ』があります。

 

窓取付高さは基本的に『窓の上端が床から何cm』という決め方をしています。

以前は『窓の上端が床から200cm』が大半でした。

掃き出し窓の標準高さが200cmなので、他の小窓の取付高さもそれに合わせていました。

 

 

 

 

それに対して最近増えてきたものとして『高窓』があります。

ハイサイドライト、天井付き窓などとも呼ぶ事もあります。

基本的には窓の取付高さを天井まで上げた窓の事です。

 

この事例は窓の向こう側に道路が隣接しているため、通行人からの視線を気にせず

採光を取れるように高窓にしています。

※天井面の明るさに注意して下さい。

高窓があるのは北面ですが、十分な外光が入ってきています。

●高窓のまとめ① 北面の光と相性がよい 

(南や西の高窓は、太陽の日射熱が入りすぎる事があります)

 

 

 

 

 

この事例は2階の廊下と子供室になります。

どちらの天井も高窓に対しての勾配天井になっています。

傾斜した天井面に光が伸びていくため、想像以上に明るい空間を作る事ができます。

●高窓のまとめ② 勾配天井や高天井と相性がよい 

 

 

 

 

最後の事例として、水回りの高窓です。

トイレ、洗面脱衣室ともに、外部からの視線が気になる場所。

道路に面していたり、お隣りの庭に面している場合は、窓を高窓にしてはどうでしょうか。

開けていても外から中は見えず、防犯性も高まります。

室内側のシルエットも写りにくいので、窓のサイズを拡大しても気になりません。

●高窓のまとめ③ 暗くなりがちな水回りと相性がよい 

 

 

高窓の事例を紹介させて頂きました。

間取りが大体決まったな、と思ったら

次は『窓の取付高さ』に目を向けて見てはいかがでしょうか

 

東浦営業所 爲計田