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スタッフブログ・家づくりコラム
2018.3.26

名古屋城本丸御殿

  • スタッフブログ

皆さん、こんにちは!

蟹江営業所・設計部 田中です。

 

名古屋城本丸御殿が一部公開中とのことで、先日見学へ行ってきました!

復元費用の総工費は、なんと150億円!延床面積3,100㎡!工期は10年!

なんとも壮大な計画です!!!

 

 

 

この建物は、尾張藩主の住居・政庁として慶長20年(1615)に建てられた書院造を復元したものです。

御殿は木曽地方などで育った天然の桧を使用して造られているそうです。

また、復元模写した虎の障壁画などは当時の鮮やかな色彩を再現したものだそうです。

 

 

表書院を抜けて奥へ進み、対面所へと向かいます。

対面所とは、藩主と身内や家臣との私的な対面や宴席に用いられたものです。

上段之間(18畳)、次之間(18畳)、納戸一之間(24畳)、納戸二之間(24畳)の4部屋があり、

上段之間と次之間には、京都や和歌山の名所が、多くの人物とともに描かれていました。

 

 

2枚目の天井は、上段之間で折上げ天井の中央部分をさらに亀の尾(支輪)を設けて一段折上げた、

二重折上げ小組格天井という豪華な天井となっていました!

 

完全な完成公開は、今年の6月8日ということで、残りの工事は上洛殿と湯殿書院となっています。

 

閉館までわずかな時間しか見学することができませんでしたが、

普段の住宅では見ることのない納まりや仕上げを見て大変勉強になりました。

 

完全公開まで残り2か月ちょっとですので、興味の湧いた方はぜひご見学いただければと思います!

 

蟹江営業所 田中