スタッフブログ・家づくりコラム
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2023.7.4
一戸建ては展示場からスタート
マイホームを考えるならまずは住宅展示場から マイホームが欲しいと思った時には、予算もありますし、条件もいろいろとあるため、いくつもの選択肢が考えられるでしょう。 自分達に合ったものを選ぶということが大切ですが、夢が詰まっているということであれば、一戸建てを選ぶことになるでしょう。その一戸建てについても、建売住宅もあれば注文住宅というものもあります。 どのような方法をとるにしても、自分たちの希望を叶えることができるかどうかということが重要です。 高い金額を出すことになりますし、一生のうちに何度も手に入れることができるわけでもありません。だからこそ、納得できないものであったとしたら、購入には至らないでしょう。 納得して家をたてるなら、住宅展示場を回ってみるという方法がおすすめです。 そうすることで、自分達で知識をつけることもできますし、その会社の考え方も見えてくることになるでしょう。 住宅展示場は多くの情報が詰まっており、家を持ちたいと考えるのであれば、これほど適切なものはないというほどポイントとなる場所です。 しかし、ただ行ってみるというだけでは意味がありません。せっかく住宅展示場に行くのですから、ポイントを押さえておくと、大切な時間も無駄にせずに済みます。行ってみると、実際に内装や外装をはじめ、最新の住宅設備機器を見て回ることになるでしょう。 ほんの少し視線を変えることでも見えてくることがたくさんあります。参考にできるように下準備をしておくことが大切です。 営業マンの相性も考えて 住宅展示場は、本当に数多くあります。休日を利用してじっくり見学することもあるでしょう。 そんな時には、効率よく回りたいものなので、どうやって見ていくか順番を考えておくとスムーズに進めることができます。 ここで大事なのは、何気なく建物を見て回るだけではもったいないということです。ホームページやカタログなどで一度目を通した時に、質問したい事や気に入ったものもあるはずです。その内容を事前にまとめておくと間違いがないでしょう。 実際、展示場見学に行ってみると、様々な点が気になるはずです。その時には、どんどんと写真を撮ったりメモを取ったりしましょう。 せっかくの機会をもったいないものにしないためにも、準備はとても大切でしょう。そうすると、1カ所当たりの時間が長くなるので、回る数を限定するということも必要になってきます。 実際に行ってみると、必ず営業担当者がいるでしょう。その時には、いろいろな話を聞くことになります。長い付き合いになることも出てくるので、相性を考えておくことが必要です。相性が合わないような人では、話もかみ合いませんし、自分の意図も伝わらないでしょう。 これでは、一戸建てを考えていてもうまくはいかないので、いろいろと話をしながら営業担当者の対応力をみることが大切です。 受付用紙や来場アンケート用紙を渡されることもあります。住所や電話番号を記入するようになっているものですが、何も焦って記入することはありません。帰り際に渡しますということで、そのまま持っていても問題はないものです。連絡先を限定したいというのであれば、メールアドレスだけ記入するということでも問題はないので、あまり気負う必要はないでしょう。 しかし、ハウスメーカーから建築に関する知識やキャンペーン情報などのお知らせを活用したいなら、顧客登録はとても有意義なものになることでしょう。 せっかくのチャンスなので、もっと気楽に構えた方が良いでしょう。 実際の目線を大切に 住宅展示場で話をするべき内容は、何も目に見えることだけではありません。一戸建てを作り上げるとすると、目に見えない部分がたくさん出てきます。 こうした部分を質問してみると、営業担当者の能力の一端が見えてくるでしょう。ありきたりの言葉だけで返されるのであれば、それまでのことと考えても構いません。しっかりと受け答えができるのが当然のことだからです。 一体どんな答えが欲しいのか、それを組み取り返すのが営業担当者の務めですし、満足できる一戸建てを作るのが条件なのですから、どんどん質問をしてみましょう。 住宅展示場にあるモデルハウスは、ただ見て回るものではありません。自分の家として建てるということを考えて見るべきものなので、視線をいろいろと変えてみると良いでしょう。 実際生活するときには、ソファにも座るでしょう。家具も使うことになるのですから、実際の生活の視点を考えてみることが必要です。試してみるということが大切なので、何でも触って感じてみることで、設計の意図も見えてくるようになります。 最終的に重要なのは、住宅展示場は、様々なものを見せるためにできているということです。演出という部分もあるので、オプションになっているものも存在します。予算を考えるうえで、すべて取り入れればかなりの金額になってくるでしょう。 オプションなのかどうかを確認していくと、想定もしやすくなります。一戸建てを考える上では、理想を詰め込めば予算をはるかに超えることも珍しくないので、しっかり確認するようにしましょう。 愛知県で地域密着型の住宅会社 “三昭堂” は長年の信頼と実績によって確かな資金計画をお客様に提供させていただいております。 住宅のご相談など、ぜひお気軽にご予約ください。 ご予約はコチラから。 -
2023.6.5
信頼できる業者のサービスとは?
業者のサービスとは? 注文住宅を建てるためには、業者に依頼をして設計や建築を行ってもらうことになります。 では、業者はどのようなサービスを提供してくれるのでしょうか。 ショールーム見学や完成見学会の開催 注文住宅は、出来上がるまで現物を見ることができないため、建物の出来上がりに不安を感じる方もいるのではないでしょうか。 そのような方のニーズに応えるために、ショールームを設けて実際に内装や設備を現物で見ることができる業者もあります。 ショールームを活用すれば、今まで想像できなかった内装や住宅設備のイメージすることができるため、後悔の少ない設計を住宅の中に取り入れることができるでしょう。 その他にも、完成見学会に参加することも可能です。 モデルハウスは一般的に間取りも極端に大きくて、使われている設備など豪華な仕様になっています。 しかし、完成見学会で内覧できる物件は、より日常生活が過ごしやすい堅実な間取りが多いです。 間取りに関しては、斬新な造りと言うよりは家事動線を重視した設計をしたり、 インテリアにおいては、飾り過ぎずに清掃性を重視したシンプルな内装にしたりと、とても参考になる物件を見学できます。 このように、注文住宅の手助けをしてくれる業者は、様々なサービスを展開しており、購入者が安心して家を建てられるようにしてくれます。 もし、注文住宅の購入を検討されている方は、このようなサービスを豊富に行ってくれる業者を選択されることをお勧めいたします。 価格 業者によっては、建物価格を頑張ってくれるところもあります。 基本的に、注文住宅を建てるということは、人生の中で最も高額な買い物になります。お値打ち価格で購入することができれば、家計に与える負担も少なくなるでしょう。 何故お値打ち価格で提供できるのだろうか、と疑問を持たれた方もいるかもしれませんが、その理由は資料の作成やチラシの自社制作をはじめ、建築資材を仕入れる際の中間経費の削減などの企業努力によって安い価格で提供することができることが挙げられます。 更に、住宅設備や建材をまとめて発注することによって、安い価格で仕入れることができるため、その分を価格に反映させることができます。 もし、注文住宅の購入を検討されている方は、このように建物価格を頑張ってくれる業者を選択されることをお勧めいたします。 アフターサービス 業者の中では地域地域密着型のアフターサービスが充実しているところがあります。当然ではありますが、注文住宅を購入するには多くの予算がかかります。 そのため、購入を検討されている方の多くは、しっかりとしたアフターサービスがなければ、不安に感じてしまうことでしょう。 しっかりとしたアフターサービスがある業者は、不具合が発生した時のメンテナンスを受け付けてくれます。 生活している中で、水が供給されなくなったり、床がきしむ、といった不具合が発生した場合、駆けつけて対応してくれるので、購入後も安心して生活し続けることができるでしょう。 その他のアフターサービスとしては、無料点検や定期点検、有償点検があります。住宅は、当然ではありますが、劣化してしまうものです。 特に、外壁などにおいては、紫外線や雨風に晒されるため劣化の進行が速くなります。排水管や給水管も同様です。 もし、点検を定期的に行ってもらえれば、劣化状態などを早めに確認することができます。 早い段階で劣化を見つけることができれば、安い修理費用で対応してくれる業者も数多くあります。 業者の選び方のコツ 上述のように、注文住宅を取り扱ってくれる業者では、様々なサービスを実施していますが、豊富なサービスを提供してくれる業者もあります。 業者の選び方のコツとしては、事例を見ることです。 ホームページなどでも建築事例が紹介されており、それを閲覧して、もし自分のイメージに近い設計があれば、問い合わせをして相談することができるでしょう。 その他のコツとしては、お客様の声を参考にすることがあります。 お客様の声とは、実際にその業者に住宅を注文した方になるため、どのような対応だったかや、満足したかどうかなどを注文する前に確認することが可能です。 “三昭堂” では、実際に建てられたお客様の声を、コチラからご覧いただけます。 また、東海地区最大級のショールームも完備しており、地域密着ならではの、不具合が発生した時の素早い対応だけではなく、 アフターメンテナンス部が定期的な訪問点検も実施しています。 ぜひ、お気軽にお立ち寄りください。 ご予約はコチラから。 -
2023.5.15
注文住宅は費用がかかる?
注文住宅は費用がかかる? 家を建てるというのは、一生のうちでそう何度もあることではありません。 建売住宅を購入するにしてもかなりの金額になりますので、住宅ローンを組んで何十年とかけて返済していくのが一般的です。 ほとんどの人が終の棲家として家を建てたり購入したりします。これほど大きい買い物は、買ってしまってから後悔しても後戻りできません。 建売の場合、既に間取りや内装は決まっているので、物件をたくさん見て回り、希望や好みに合わせて選びます。 どこか気に入ったポイントがあっても、ほかの部分で妥協することが多くなることもあります。 気に入っている点が妥協したところに優っているなら、住んでいくうちに受け入れられるようになりますが、 焦って購入してしまったり、よく考えず決めてしまったりすると、後でこんなはずじゃなかったと後悔することになってしまいます。 そうならないためにも、終の棲家を最高のものにするために、注文住宅にするというのも一つの選択肢です。 注文住宅の場合、家をオーダーメイド出来るので、自分なりのこだわりや希望を多く取り入れることができます。 あまりにもこだわりが多すぎるともちろん費用もかさみますし、完成までの時間も多くかかってしまいますが、後悔のない選択肢が増えるのはメリットです。 家の間取りや外観まで細部にもこだわりを持てますし、デザイナーと相談しながら家をデザインできるので、世界に1つだけの家を建てることができます。 注文住宅はかなりの費用がかかるというイメージをお持ちの方も多いかもしれませんが、ある程度予算を伝えておき、 じっくり決めていけば予算内で多くの希望を取り入れた家になります。 こだわりたい部分に費用をかけるのなら、他のところは安価なものにするなど調節することで費用も抑えることが可能です。 住宅設備や外装、内装材なども選べますし、いま注目されている地球にやさしいエコハウスなども可能になるためメリットは多いです。 注文住宅は費用がかかるけどメリットが多い 注文住宅は、何かと細部にまでこだわりを取り入れることが出来るからメリットは多くなります。 住宅を考え始めた方にとって最初から家を造り上げることは難しいように思われますが、ハウスメーカーやデザイナーが実際に建てた家を見たり、 モデルハウスを参考にしてそれを取り入れていくこともできます。 中には実際に展示場に宿泊して、住み心地を体験出来るイベントなどもありますから、こういうイベントは大いに活用しましょう。 ハウスメーカーによる違いもありますが、いろいろなデザインの家をモデルハウスにしているので、自分の理想に近いところを選ぶこともできます。 まだデザインが決まっていない場合も、実際に完成したものを見ることで必要な設備なども分かってきます。 家をオーダーメイド出来るため間取りなどもある程度は希望を取り入れられますし、一般的な住宅にはない工夫なども取り入れることができます。 限られたスペースでも収納を充実させれば、家の中がゴチャゴチャしません。 今の住宅は気密性や耐熱性などにも優れていますが、窓の位置なども調整できますので、風通しのいい家なども可能です。 庭が狭くても家で囲むようにすれば、圧迫感を軽減する中庭やテラス風にするということも可能です。 このように自由な設計が出来るのが最大のメリットです。多少費用はかかりますが、内装で言えばタイルや壁紙なども選べますし、 明るさを重視したいなら窓を大きくしたり、天窓を作ったりということもできます。 高齢者がいる家庭はバリアフリーに、ペットと暮らす家を建てたいならペットにやさしい家にすることもできます。 費用をかけても建てたい!注文住宅 実際に注文住宅を建てた人の多くは、こだわって選んで良かったと納得している方がほとんどです。住宅ローンを組めば憧れのオーダーメイド住宅に住むことができます。 注文住宅を建てるには、まずどこのハウスメーカーを選ぶかが重要になります。大手の方が信頼と実績があるイメージですが、中小規模でも評判がいいところはあります。 選ぶ時は、実際に家を注文した人の体験談や口コミをsnsなどでチェックするのがおすすめです。 相談するところから家が建つまでの様子をブログで紹介している人もいますので、いろいろな意見をチェックしておくと、自信が悩んだときに役立つかもしれません。 ハウスメーカーのホームページに紹介されている体験談や口コミには、何が決め手になったかなども紹介されていますので、出来るだけ多くの意見をチェックしておきましょう。 設備にこだわりたい場合は、どんな設備や仕様があるのかも確認しておくと安心です。家を建てる時に使う断熱材にもいろいろな物があります。 そこのハウスメーカーは何にこだわり、どんな材質を使っているのか、どんなメリットがあるのかなども確認しておきたいところです。 環境にやさしいことも大切ですが、住む人にとって快適であることも重要です。 また、新しい家でも地震があった時のために耐震性も重要です。どこまでの地震に耐えられるのかなど、 安全面でも希望に添って耐震対策を取り入れられるのは大きなメリットですし安心につながります。 こだわりもどこまで取り入れられるのかはハウスメーカーによっても変わりますので、どこまで希望に応じてもらえるか事前によく確認しましょう。 “三昭堂”は愛知県で歴史のある住宅会社です。 長年の実績と技術に加えて、洗練されたデザインの提案もさせていただきます。 ぜひ、愛知県で一戸建てをご検討される際は、お気軽にご相談ください。 ご予約はコチラから。 -
2023.4.28
なぜ、新築の際に地鎮祭を行うの?
地鎮祭を行う理由 これから住宅を注文される方の中には、地鎮祭を行うべきかどうか、迷われている方もいるのではないでしょうか。 地鎮祭とは、土木の工事を行う際や建築を開始する前に、神様に安全に工事が終わるように、または建物を建てることを許してもらうために行う行事のことです。 土地には、氏神、産土神、鎮守神の三種類の神様がいるとされています。 氏神は、住宅に住んでいる一族を守るための神様であるとされています。 現在では、氏神は土地も守りことから、産土神や鎮守神と同一視されています。 産土神は、生まれた土地を守るために活躍してくれる神様になります。 基本的に、七五三やお宮参りの際には、産土神にお参りします。 鎮守神は、村や国など、一定の地域を守るために活躍してくれる神様になります。 このように、建物を建てる時は神様に許しを請い、安全に工事を終えることができるよう、地鎮祭を行います。 以前から行われている行事であり、現在でも、建物を建設する際や土木工事を行う時は、この行事を行うご家庭が多いよういです。 では、地鎮祭が今でも積極的に行われている理由には、どのようなものがあるのでしょうか。 例えば、昔からの行事には何らの意味があると考えて行う方が多くなっています。 少し大袈裟な話となりますが、昔から行われている行事のため、日本の文化の一つと言っても過言ではありません。 当然、長い間行われてきた行事のため、やる意味があると考えるのが一般的なのではないでしょうか。 また、もし工事の際にトラブルが発生した時や、注文した住宅が出来上がり、住んでいる時に病などにかかればあの時地鎮祭を行っていなかったからだと後悔が残る可能性もあります。 不安を軽減するために、工事をする前に行う方も少なくありません。 また、地鎮祭をすることによって、工務店の社員や職人の方と交流をすることができます。 例えば、もしこのような安全祈願を行わなければ、社員や職人と話をする機会は減ってしまいます。 交流する機会が減ってしまうと、住宅の出来上がりを見に行く時など、声をかけづらくなってしまうかもしれません。 地鎮祭は、安全祈願の意味合いもあるため、職人さんの中には歓迎してくれる方が多いです。 何故なら、安全に工事を終えられるということは、職人さんの安全にも繋がるため、職人さんの中には我々のお仕事のことまで購入者の方は考えてくれる、と思われる可能性が高くなります。 その分、交流しやすい環境に繋げることができるでしょう。 基本的に、地鎮祭は貴重な行事です。 住宅を建設するとき以外で、行う機会は少ないでしょう。 住宅を扱う業者のスタッフの中には、何度も参加をしたことがある方もいるかもしれませんが、一般手の方は自分が家を建てる時だけ行う行事になります。 また、人生で何度も家を建てる方は少ないため、人生における貴重な経験となるでしょう。 もし今後、会社の後輩や同僚の中に注文住宅を建てる予定がある方がいれば、アドバイスなどをすることもできます。 地鎮祭の準備 通常、地鎮祭をする時には、事前に準備、用意するものがあります。 例えば祭壇です。 祭壇の飾り方には決まりがあるので、通常は決まりに沿った祭壇を手に入れるために、施工業者に手配をするのが一般的になります。 また、新品でなくても良いと思われるご家庭では、盛り付けする三方や祭壇は神社で貸してくれることもあります。 自宅周辺の神社に依頼をして、貸してくれるかどうかお伺いしてみるのもよいでしょう。。 お供え物は、施主が用意することになります。 一般的には、お米、お酒、お供え物、塩、水、榊などです。 お米は、基本的に一合ほど用意するケースが多くなっていますが、特に決まりはありません。 洗米を用意するのが一般的になります。 お酒は、一升が好ましいですが、決まりはありません。 酒屋に行けば、地鎮祭用と書かれたお酒を用意していただけます。 お供え物は、海の幸や山の幸が用いられることが多いでしょう。 塩の量は一合ほどです。水も同様に、一合ほど準備しましょう。 このように準備することにより、従来通りの地鎮祭を行うことができるでしょう。 地鎮祭のマナーや費用 地鎮祭にはマナーがあります。 例えば服装です。 服装は、当然ながら、カジュアルな家着や私服などは、避けるのが一般的となっています。 そのため、カジュアルスーツに属した服装で参加することが好ましいでしょう。 また、当日雨が降ってしまう可能性もあります。 現場は更地の場合が多く、ぬかるんでいる可能性もあるため、長靴での出席は可能となっています。 料金に関しては、実際に、神社の神主に行ってもらうことになるため、神主にお礼として2万円から4万円の間で料金をお支払することになります。 お札そのものを何にも包まずに裸でお渡しするのではなく、のし袋に入れましょう。 その際には、玉串料や初穂料と記載するのが一般的です。 金額は地域や神社によって異なりますので、事前の確認をお勧めします。 地鎮祭は、神様に安全を祈願し、建物を建てることを許してもらうための行事です。 新築を建てる際には、地鎮祭を執り行うことで、より安心して家を建てることが出来るでしょう。 “ 三昭堂 ”は愛知県で地域密着の住宅会社です。 住宅のご相談だけでなく、住宅にまつわる様々なご相談も承っておりますので、 ぜひ、お気軽にご予約ください。ご予約はコチラから。 -
2023.2.1
注文住宅で知っておきたい失敗例
注文住宅のメリット 注文住宅を建てるというのは、多くの人の夢であり、人生においても大きなイベントの一つだと言えます。 実際に家を建てるとなれば、多くの時間を要してでも、自分達の希望と要望を取り入れたいと思うものです。 リビングは明るく吹き抜けにしたい、キッチンを広くしたい、耐震性の高い家にしたい、などの要望が叶う家づくりが理想といえます。 注文住宅の場合、実際に住むまでに日数はかかりますが、家族の希望に沿って、ハウスメーカーなどが真剣に対応しますので、希望にかなった家ができるでしょう。また、注文住宅であれば、建築材料を自由に選択することができます。 妥協したくない箇所には十分にお金をかけ、特にこだわりのない箇所にはあまりお金をかけず、費用をうまく割り当てることも可能です。また、建設途中の現場へ行って、大工の棟梁にいろいろと質問をすることもできます。 現場を確かめることができることもメリットと言えます。 さらに、一から自分たちで計画するため、間取り、外観、内装のデザインなどに自分達の希望と要望を働き掛けることが可能です。 よく吟味して建築してもらうと、いずれ来るリフォームも行いやすくなります。 マイホームを建てることは、人生に影響を及ぼすような大事なことです。 全てをハウスメーカーなどに委ねたりせず、自分達の希望と要望をきちんと伝えて理想的な家にしたいものです。そんな理想的な家が完成すれば、楽しく豊かな生活を送れるはずです。 もし、将来二世帯住宅にしたいという希望があれば、一層のこと注文住宅が望ましいです。 少子化、高齢化社会の時代ですが、子ども部屋を造る、親の介護の必要性が生じた場合に同じ屋根の下に住む、などを想定して、家を建てられるというメリットあります。 理想的な家を建てるには 自宅を造るには、個々の家庭の物語があります。 現実に身を持って味わう課題、理想的だと思っていた設計の長所や短所、新しい設備や装置に対しての知識の不足など様々な場面に出くわすことがあります。 それにより、部分的に計画の手直しや、時によっては断念してしまう部分があるかもしれません。 とはいえ、住宅を建てる面白さは他のことでは得られないほどの達成感があります。 そして、二世帯住宅にするためや、生活様式が変わってもリフォームや増築に対応できることは、注文住宅ならではの長所です。 また、家づくりにはテーマが明確であると、計画がまとまりやすくなります。 「昼間は日光がたくさん入る家にしたい」、「居間を大きくして家族の団らんを大事にしたい」、「子どもが遊べるような大きな庭が欲しい」と言った、何か一つでも自分たちの要点となるテーマを決めることが大切です。 自分達が住む家なので、希望や要望を大事にして理想的な家にしたいものです。 尊重すべきは、その家で生活をする自分達を想像してみることです。 家の外観や上質さなどに重点を置いた計画だけが先走ってしまいがちですが、そこに住む自分達とその生活を思い描くことが大事です。 また、こだわりや、どうしても譲れない要望があれば、設計士にきちんと意思表示をして伝え助言を得て、インターネットの情報や周囲の意見などに振り回されないことも大事です。 完成度が低ければ、手間をかけて家を建てても、住み始めてからストレスがたまっていく可能性も考えられます。 ハウスメーカーや工務店などとは、住宅が竣工した後も付き合いが続きます。 リフォームをしたい場合なども、家を建ててもらった業者の方が安心感があります。そういう意味でも歴史がある建築会社を選ぶことは賢明と言えます。 注文住宅の失敗例 注文住宅は、家族の希望を取り入れることができて良いのですが、分譲住宅と比較しても高額な買い物です。 家族の希望、要望を全部満たすとなると、見積額は比例して高くなります。 場合によっては当初の想像を上回る住宅ローンとなるかもしれません。 注文住宅では、返済ローンは35年くらいが多いです。 購入した時の年齢によっては、定年退職後もローンを返済していくことも考えられます。 大きな天災があった場合、リフォームの際に予期せぬ出費がかさんだという失敗例もあります。災害がなくとも、将来的にリストラや病気でローン計画が崩れることも考えられます。 そうではない場合でも、日々の生活費を少なく抑えたり、貯金を徐々に減らしていく質素な生活になる可能性もあります。 生活費を切り詰めて返済できると考えるローンはリスクを伴いますので、きちんと人生設計を立てて、ゆとりを持って返済できる範囲でローンは組みたいものです。 また、間取りには自分たちの意見を取り入れたが、外観が今風ではなく格好が良くなかったという失敗例もあります。 さらに、リビングを空間の広い吹き抜けにして日中は日差しも入り、とても快適な注文住宅を購入した方がいました。 しかし、思わぬ展開になったのは、広い吹き抜けによる想像以上の寒さでした。 そうならないためには、事前に家の気密性を高め、日中の暖かい空気や、暖房で暖かくした熱を保てるようにすることが大切です。 リビングを吹き抜けにするのであれば、断熱方法をもっと良くしておくべきだったという、失敗例でした。 このように、失敗しない家を建てるためには、事前に、建設業者との綿密な打合せを行い、アフターサービスなどを確認しておくことが重要です。 “三昭堂”は愛知県で地域密着の住宅会社です。 地域密着ならではの、不具合が発生した時の素早い対応だけではなく、アフターメンテナンス部が定期的な訪問点検を実施しています。 ぜひ、愛知県で一戸建てをご検討される際は、お気軽にご相談ください。 ご予約はコチラから。 -
2020.11.30
LCCM住宅とは?!
■LCCM住宅とは? LCCMとは(ライフ・サイクル・カーボン・マイナス)の略称で、建設時、運用時、廃棄時において出来るだけ省CO2に取り組み、 さらに太陽光発電などを利用した再生可能エネルギーの創出により、住宅建設時のCO2排出量も含めライフサイクルを通じてのCO2の収支をマイナスにする住宅です。 ■LCCM住宅は最高ランクの住宅性能! 政府は、住宅の生涯CO2排出量を削減するLCCM住宅を最終目標とし、低炭素住宅化を進めています。 2030年にはZEHが最低基準となり最終的にはLCCM住宅を目指していきます。一次消費エネルギーの収支をプラスマイナスゼロにするZEHを基準に、 さらに太陽光発電を充実させ地元の木材を積極的に利用するなど、ZEHを超える最高水準の住宅です。 ■LCCM住宅のメリット4つ ・光熱費が安い 断熱性能はZEH基準以上のため、とても優れており冷暖房費の光熱費を大幅に削減します。 大容量の太陽光発電システムも必須ですので合わせて光熱費の負担減になります。 ・健康に良い 高水準の断熱性能や気密性能により夏は涼しく冬は暖かい、住宅内で温度変化を少なくして身体への負担を減らします。 ヒートショックの対策などにも繋がります。 ・環境に優しい LCCM住宅は、住宅建設時のCO2排出量も含めライフサイクルを通じてのCO2の収支をマイナスにする住宅です。環境にも人にも優しい住宅です。 ・補助金がもらえるかも?! 国土交通省の事業で、補助対象工事に掛かった費用に対して補助金が出る場合があります。 工事のタイミングや予算枠の定めがありますので詳しくは国土交通省のホームページもしくは担当者にお問い合わせください。 ※2020年度実績 1戸あたり上限125万円 ZEH住宅やLCCM住宅が当たり前になり、補助金制度がなくなる前に 制度を利用して賢く高性能な住宅を計画しましょう! -
2020.9.10
自分の生活スタイルを生かせる注文住宅
注文住宅のメリット 今は少子高齢化で若い世代が減少していると言われていますが、働き盛りの人は、やはり住みやすい住宅に住んでこそ存分に働けるというものでしょう。 住みにくい住宅環境では、ストレスが蓄積して、存分に働く意欲が沸かないかもしれません。 また、子どもが欲しくても、物理的に無理と言う住環境もあります。 特に、年々都市化が進む地域では、なおさら自分に合った住環境の確保が難しくなります。 アパートからマンション、マンションから一戸建てへと移り住む方が多くなっています。 つまり、家族構成によって、最適な家というものは異なるのです。 では、一戸建てであればどれでも良いのかというと、そうではありません。 例えば、分譲住宅は不動産開発会社などが土地を区画整理して、そこに画一的に近い一戸建て住宅を建てます。 分譲住宅にはそれなりの良さがありますが、自分と家族の生活スタイルを既成の住宅に合わせる必要があります。 つまり、建物に振り回されてしまう恐れがあるのです。 それが嫌だとなると、残るは注文住宅です。 注文住宅であれば、自分や家族の生活スタイルを生かすことができます。 既製服でMサイズとLサイズの中間の体形だと、どちらかに自分の身体を合わせなければなりません。 しかしオーダーメイドであれば、自分にぴったりのサイズにすることができます。 住宅にも、同じことが言えるのです。 それが、注文住宅のメリットと言えるでしょう。 また、住宅の外見を民家風にしたい、北欧スタイルにしたい、などの希望も実現できます。 これは大きなメリットで、分譲住宅ではできないことです。 もちろん、間取りは敷地内であれば好きなようにできますし、平屋でも二階建てでもどちらでも選択可能です。 自分と家族の生活リズムに合った家に住めば、快適な生活を送ることが出来、おのずと活力が湧いてくるでしょう。 住宅の種類 今、大都市では高層マンションが林立しています。 その一方で、区画の一戸建て分譲住宅も盛んなようです。 この、どちらでもないのが注文住宅です。 注文住宅の場合は、土地が確保できれば自分の好きな家を建てることができます。 毎日の生活の中で不便を感じてしまう住宅では、ストレスも溜まります。 しかし、注文住宅であれば、自分のこだわりを我が家に反映させることができるのです。 たとえば、1階に一家団欒のリビングと夫婦の寝室、2階に息子と娘の部屋、いう具合に自由に間取を決めることができます。 また、インナーガレージや趣味の部屋を設けることもできます。 分譲住宅の場合は、出来上がった間取りに、自分たちの生活を合わせなければなりません。 元来、家は注文住宅が当たり前でした。 時代の流れとともに、土地の確保が難しくなったため、マンションや分譲一戸建てが増えたのです。 これは致し方のないことですが、できれば自分たちが住みやすい家に住みたいと思うのは当然のことでしょう。 それが実現できれば、毎日の生活が快適になることは間違いありません。 こだわりの注文住宅 不動産開発会社は、建築業ではないため、土地の確保をした後に区画整理や住宅建設を建設会社に依頼します。 その結果が、分譲マンションと分譲住宅です。 分譲住宅は不動産開発会社がたたき台の設計しますから、普遍的な間取りと外観になります。 これが嫌であれば、自分で土地を確保し、そこに自分が頭に思い描く住宅を工務店などに依頼して建築してもらうことになります。 これが注文住宅で、分譲住宅とは一味も二味も異なります。 たとえ建物の規模は小さくても、外観をモダンにしたいという希望も叶いますし、この部屋は和テイストを入れたい、この部屋は洋風にしたい!といった間取りにすることも可能です。 これが注文住宅の最大のメリットと言えるでしょう。 つまり、自分たち家族のためだけに、住みやすい環境をつくることができるのです。 ただし、建築基準法や環境法、条例などの制約があるため、すべてを自由に設計できるわけではない点は留意しておかなければなりません。 景観条例などがある場合、外観は周辺との調和がとれていなければなりません。 外観に比べると、家の内部はより自由度が高くなります。 どのような間取りにもできますし、太陽光発電を搭載して、さらにハイスペックの断熱材を使用して、エコハウスを建てることもできます。 これは、分譲住宅では難しいでしょう。 こだわりの住宅に住めることが注文住宅の最大のメリットと言えます。 衣食住での住環境は、極めて大切なことで、住みやすい快適な住空間によって、明日への活力が生み出されることでしょう。 愛知県で地域密着型の住宅会社 “三昭堂” は長年の信頼と実績によってお客様のご要望の実現を可能にしています。 注文住宅のご相談だけでなく、お土地や融資に関するご相談も承っておりますので、 ぜひ、お気軽にご予約ください。ご予約はコチラから。 -
2020.6.24
ZEH住宅とは? 補助金制度やメリットについてご紹介!
■ZEH住宅とは? ZEH(ゼッチ)とはネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(Net Zero Energy House)の略称です。 近年、太陽光発電と共に話題になることも多く、地球に優しく、お財布に優しい住まいとして注目されています。国から補助金を貰える制度もあり、新築やリフォームを考えているなら、ぜひ知っておきたい新しい家のカタチです。 ここでは、ZEH住宅についてご説明しましょう。 1.ZEHは年間の消費エネルギー量との収支をプラマイ0にする ZEH(ゼッチ)とは、ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(Net Zero Energy House)の略であり、自宅でエネルギーを創ることで、年間の消費エネルギー量との収支をプラスマイナス0にすることを目指す新しいカタチの住宅のことです。 経済産業省の資源エネルギー庁が推し進める政策の1つで、2020年までにハウスメーカー等の建築する注文戸建住宅の過半数でZEHを実現するという政府目標の元、ZEHの普及活動をしています。 その1つが、資源エネルギー庁・国土交通省・環境省の3省連携で、補助金制度による支援活動です。 2.ZEHはエネルギーを自宅で創り出せる! ZEHの特徴は、エネルギーを自宅で創り出すシステムがある家のことです。 もっともポピュラーなのは、太陽光発電システムによる自家発電です。 同時に、省エネにも優れた住宅であり、高い断熱性能と高効率機器やHEMSによる省エネも欠かせません。創エネと省エネ、断熱を兼ね備えた家こそZEHであり、ZEH基準として国に定められています。 また、土地が狭く自家発電が厳しい場合は、Nearly ZEH(ニアリーゼッチ)基準を目標とすることも可能です。 地球温暖化が進み、ますます異常気象に悩まされる日本では、ZEH基準をクリアした家を目指すことは当たり前になりつつあります。 ■個人がZEH補助金制度を利用する方法とは? ゼロ・エネルギー・ハウスとは、自らの自宅に設置した太陽光パネルで発電したエネルギーを使い、消費エネルギーのほとんどをまかなえる住宅のことを指します。 日本では現在このZEHの普及に取り組んでおり、ZEHを取得、もしくはZEHに改修する方は、補助金を受けられます。 1.補助金は受け取れるのか? 以下に該当する人は、「ZEH補助金」という、国の補助金が受けられます。 ①住宅を新築しZEHの条件にかなう住宅を持つことになる人 ②新築で購入する建売住宅がZEHの条件にかなっている人 ③所有している既存の住宅をZEHの条件に合わせて改修する人 以下で、ZEH補助金に応募する為の条件・要件について解説します。 2.ZEH補助金に応募する条件・要件 ZEH補助対象になるには、大きく分けて2つの条件があります。 ①ZEHロードマップが定めるZEHの定義を満たしている住宅を持っていることです。 ②SII(一般社団法人環境共創イニシアチブ)という組織に登録されているZEHビルダーによって設計・建築・改修もしくは販売がされていることです。 ■個人がZEH補助金制度を利用する方法とは? ZEH補助金制度を利用するためには、ZEH仕様の住宅に関係した、いくつかの条件を満たす必要があります。 主な条件の1つは、従来の住宅と比較して、エネルギー削減効果が20%以上期待できることです。 また、地域によって定められた強化外皮基準を満たしていること、太陽光発電システムなどのエネルギー設備が導入されていることも必須でしょう。 再生可能エネルギー等を加えて、基準一次エネルギ消費量から100%以上の一次エネルギー消費量削減がまかえなるシステムを確立しなければなりません。ZEHビルダーによって建築・改修工事・販売が行われなければならないということも、見逃せない条件です。 1.ZEHの補助金申請期間は自由ではない ZEHの補助金申請には、事前割当枠公募方式や先着方式などがありますが、募集戸数には限りがあるため、いつでも応募すればよいというものではありません。 補助金の募集には、完了スケジュールが定められています。交付決定通知後に事業に着手するということも必要です。 申請する時期はもちろんのこと、住宅の完成・入居時期も定められているので、施術業者と再確認しましょう。 2.デザイン・要件に合うか ZEH仕様のデザインや間取りとなっていることはもちろんですが、窓の数はもちろんのこと、大きさも条件になるため、事前にチェックしておくべき項目だといえるでしょう。 申請者だけで確認することはかなり難しいため、購入に関係した担当者や工務店などに相談を行うのがおすすめです。 ■ZEHの種類と特徴まとめ ZEHとひと言でいっても、実は性能によって、いくつかの種類に分かれています。ZEHとしての性能が高くなればなるほど、補助金が多く受けられるようなシステムになっているのです。 では、それぞれのZEHには、どのような特徴があるのか確認していきましょう。 1.ZEH支援 ZEHの基準を満たしている家を新築するか、建売住宅を購入する方、自己所有の戸建て住宅を改修する方が利用できるのが、ZEH支援事業というものです。 ZEHロードマップのZEHの定義を満たしていれば申し込むことができ、一戸あたり70万円の補助金が受けられます(2019年度) 2.ZEH+実証事業 ZEH+実証事業とは、ZEH+の定義を満たす住宅を購入するか、改修する方を対象とした補助金システムです。 ZEH+は、ZEHの定義を満たしていることに加え、25%以上1日エネルギー消費量を削減できることが条件です。 さらに、高断熱、電気自動車の充電設備、高度エネルギーマネジメントのうち、2つを自宅に導入する必要があります。 この条件を満たした場合、一戸あたり115万円もらえます(2019年度) ■ZEH住宅のメリットとは? そもそも高機能の家なので、暑さ寒さに強く、住みよい作りになっています。また、国策としてZEHの普及を目指しているので、金銭面でも大きなメリットがあります。 1.住宅を建てる際にZEHにアップグレードすると補助金をもらえる 2.災害などでの停電時に自家発電で電力を確保できる 3.自家用発電設備によって固定費の削減が出来る為ランニングコストが安い 4.断熱性や気密性が高く1年を通して快適な室温で省エネに暮らせる 5.資産価値が高いため将来高値で売却しやすい 1.住宅を建てる際にZEHにアップグレードすると補助金をもらえる ZEH住宅は省エネ性能が高く長寿命な仕様を実現する為、最新機器を導入することが多く、どうしてもコストが高くなってしまします。 ただ、何の見返りもなくZEHを政府が推進しても利用者は増えないため、政府はZEHを建てる人へ国からの補助金として数十万円の補助金を出しています。 基準を満たしていれば、個人向けの3種類の補助金制度(ZEH支援事業・ZEH+実証事業・先進的再エネ熱等導入支援事業)に申請が可能です。ただし、誰でも申請できるわけではなく、「ZEH住宅となる予定の建物の所有者が申請すること」「本人が居住予定であること」などが条件となっています。 受けられる額は申請する種類により異なりますが、定額70万円~125万円にプラスαが基準となり、先進的再エネ熱等導入支援事業上限として90万円を併願することも可能です。 補助金の予算は年度ごとに検討されているため、年度によってもらえる金額は変わりますが、2019年版の「ZEH支援事業」だと1戸あたり70万円以上の補助金を利用可能です。 2.住宅を建てる際にZEHにアップグレードすると補助金をもらえる 近年、大きな災害に見舞われることも増え、電気が止まれば何もできないことを実感された方も多いでしょう。 ZEHなら電気が止まってしまっても、太陽光発電と蓄電装置があるので安心です。また、エコキュートなどの給湯器には、常に水やお湯が溜まっているので、生活用水(飲用不可)も確保できます。 真夏や真冬は、冷暖房の有無が死活問題になるケースも少なくありません。自力でライフラインを維持できるZEHは、自然災害の多い日本において非常に使い勝手のよい仕様だといえるでしょう。 3.自家用発電設備によって固定費の削減が出来る為ランニングコストが安い ZEHは一般的な住宅よりも省エネ性能が高く、発電装置も備えているので、発電量さえ確保できていれば毎月の電気料金はほとんどかかりません。 オール電化の場合は対応していてガス会社と契約しないため、ガス代を支払う必要がないのもポイントです。 加えて、太陽光発電システムを備えたZEHなら、発電後に自宅で使いきれなかった電気を、契約している電力会社に買い取ってもらえます。 電気の売却額、売電価格はその時々に応じて変わりますが、太陽光発電設備の設置に必要な初期費用を回収してしまえば、売電収入はすべて家庭のお小遣いです。 仮に、売電収入が月1万円程度だったとしても、年間12万円分自由に使えるお金が増えれば、売電収入で家族旅行をしたり、実家へ帰省したり、子どもの習いごとの料金を払ったりできます。 4.断熱性や気密性が高く1年を通して快適な室温で省エネに暮らせる ZEHは、高断熱・高気密・高省エネ性能の住宅なので、1年を通して家の中の温度が安定しています。 断熱性の高い壁や窓を設置し、外気の影響を受けづらいため、夏は家全体が涼しく冬も家の中が温かく感じられるでしょう。 とくに重要なのが、廊下や浴室といった居室以外の場所の温度です。急激な温度差は、ヒートショック現象の引き金になります。 その点、ZEHは廊下や浴室、トイレといった居室以外の空間も室温は大きく変わりません。 ヒートショック現象は空間ごとの温度差がなければ起きにくいため、健康面でも快適性でも通常仕様の住宅よりZEHのほうが優れているといってよいでしょう。 また、省エネといえば、我慢することと思われがちですが、ZEHなら既に述べた通り最初から快適な生活ができる設計なので、無理なく省エネ生活が遅れます。 さらに、取り付けられたHEMS(ホームエネルギーマネジメントシステム)が、家電を自動制御してくれるので、ムダなく快適に過ごせます。HEMSにより電気やガスが視覚化されるので、エネルギーに対する意識が芽生えたという人も多いです。 長期的に考えれば、発電に利用する原油やそれらの輸送コストは徐々に増えているので、エコに配慮した家を建てることで将来のランニングコストを節約しているという見方も出来ます。 5.資産価値が高いため将来高値で売却しやすい ZEHは断熱性や機密性を高めるため、高機能な窓や断熱材を利用しています。 また、設置に100万円単位で費用のかかる高価な太陽光発電設備も備えているため、通常の物件よりも資産価値が高いです。 通常、不動産は新築してから時間が経過するにつれて資産価値や不動産市場での売却額が下がっていきます。 しかし、不動産としての寿命が長く、資産価値の高い設備を多数所有しているZEHなら、多少築年数の経過した物件でもある程度の金額で売却することも可能です。 ■ZEH住宅のデメリットとは? メリットの大きいZEHですが、デメリットもしっかり認識しておきましょう。 1.ZEHの仕様をクリアするための建設コストが高い 2.太陽光発電設備のメンテナンスにもお金がかかる 3.太陽光発電は日照条件によって発電量が変動する 4.屋根の形状や間取りに制限がかかるため開放感のある大きな窓などを設置できない 1.ZEHの仕様をクリアするための建設コストが高い ZEHは、建築基準法が求める最低限の基準を満たす住宅に比べて、建設コストが高いです。 最新の省エネ機器や太陽光発電システムを導入する必要があるため、それらを含まない住宅を建てるよりも、どうしてもコストが掛かってしまいます。 おおまかな数値でいうと、太陽光発電設備だけで100万円から150万円程度の予算が必要になってきます。断熱性能の高い窓や省エネ性能の高い給湯器などの導入も求められるため、最終的には数百万円程度予算の上乗せが必要です。 かなりの額の補助金を受けることは可能ですが、すべてをカバーできるわけではありません。 日々のエネルギー代で後々採算がとれる可能性もありますが、導入時の出費はやはり気になるところです。 2.太陽光発電設備のメンテナンスにもお金がかかる 太陽光発電用のソーラーパネルなどは、定期的にメンテナンスする必要があります。 ソーラーパネル自体は20年、長いものなら50年ほど保ちますが、ソーラーパネルで作った電力を家で利用できるように変換する、パワーコンディショナーの寿命は10年から15年程度です。 戸建住宅は定期的な外壁塗装や雨漏りの修理などで修繕費用やメンテナンスコストがかかる場合もあるので、万が一に備えて貯金しておく必要があります。 3.太陽光発電は日照条件によって発電量が変動する 太陽光を利用して発電をするという仕組み上、太陽光発電は雨の日やくもりの日が続くと十分な発電量を得られません。 お住まいの地域や向きによっては、期待ほどの電力が得られないかもしれません。日本の夏は日射しもきつく発電量も期待できますが、一転、冬になると日射量が減るため大幅にダウンすることも想定しておきましょう。 地域の風土や時期によっては晴れる日が少なければ、発電量は下がります。 また、太陽光発電で得た電力を売る売電価格は、年々下落していることも知っておくべきでしょう。 数年前までは注文住宅のZEHなら売電収入で住宅ローンを返せるという記事が多く見られましたが、現在ではほぼ無理な状況です。 電気会社に余剰電力を買い取ってもらう際の価格は年々下がっています。太陽光発電の導入を国が推進していた初期の段階に比べると、2019年時点での売電価格は約半額です。 今後、ますます売電価格の低下が進めば、節電して余った電力を電気会社に売っても、思ったような見返りを受け取れなくなってしまいます。 4.屋根の形状や間取りに制限がかかるため開放感のある大きな窓などを設置できない ZEHには断熱性の基準があるため、大きな窓やドアを多数取り入れたデザインは厳しいといえます。窓が多いと、いくら断熱材を床や壁に入れても熱が出入りしやすい状態になります。 せっかくの注文住宅なので、大きな窓のある開放感の家を希望しても、実際には大きさに制限がかかることも多く、注意が必要です。 また、吹き抜けや部屋の仕切りを取っ払った大空間のプランは断熱性が落ちます。とはいえ、屋根の向きや形が制限されても、外壁の色やデザインは自由にできますし、各部屋を区切る一般的な間取りでも快適に暮らせます。 どうしても実現したいこだわりがなければとくに不便さは感じないでしょう。 加えて、住まいの屋根に設置するのが一般的な太陽光発電のソーラーパネルに関しても、最も効率のよい向きにソーラーパネルを並べられるように、屋根の形や向きが制限される場合もあります。 -
2019.11.12
注文住宅の魅力や業者の選び方について
注文住宅を建築する際の業者の選び方について 新築住宅を建てるとなると、それなりに資金が必要になりますのでじっくりと検討することが大切です。 実際に、夢のマイホームを手に入れるためにも知っておきたいポイントはいくつか存在していますが、その中でも大切なのが業者の選び方です。 建築会社によっては色々異なる点も存在しているので、後悔しないためにはこだわった方が良いでしょう。 では選ぶときにはどのようなポイントを見ておけば良いのかについて今回は紹介していきます。 まず、選び方として重要な1つ目のポイントとしては価格です。 建築会社によっては価格が異なるので、できる限り価格を抑えて建てたいと思っている場合にはコストカットが実現できる業者を探すことが大切になります。 実際に価格にこだわっている業者を探す際には長年の経験や実績があるところに依頼すると良いでしょう。 経験を積んでいる業者なら建築の素材について相談しながら決めることができるので、コストダウンを実現することができます。予算内で作り上げるためにも価格は重要になるので、なるべく建築業者の選び方をこだわるようにすると良いでしょう。 続いて2つ目に重要なポイントとしては標準仕様の現物確認が可能かどうかです。 注文住宅は完成まで実物を見ることができないので、なかなか決める時には悩むこともあるかと思いますが、業者によっては標準仕様の現物を確認できるところも存在しており、例えば色柄や設備等を選ぶときには実際にショールームにて現物を確認することが可能なところも存在しています。 現物を確認することができれば、理想の注文住宅を建てやすくなるので、ショールームなどを用意している業者を選ぶと良いでしょう。 続いて3つ目に重要なポイントは、自由設計が実現できるところを選ぶことです。 例えば注文住宅といっても細かくオーダーメイドに対応してくれないところも存在しています。理想のマイホームを手に入れることができるのが注文住宅のメリットとなるので、こだわりの自由設計が可能な業者を選ぶようにすると良いでしょう。 最近は、インスタグラムやyou tubeなどのSNS投稿を参考にして、建築会社のデザイン性や設計力をチェックする方も多いです。 続いて4つ目に選び方として重要なポイントは、アフターメンテナンスが充実しているかどうかです。 例えば完成をしてから万が一トラブルが発生した時に、アフターサービスが充実していれば対応してもらうことができますし、アフターメンテナンスをしっかりと行ってくれる業者なら、1か月や1年、10年まで無料で点検を行ってくれるところも存在しています。 安心で安全な生活を送るためにもメンテナンスは大切になるので、万が一の時はもちろん、定期的に点検を行ってくれる業者を選択すると後悔することはなくなります。 理想の物件を完成させるためにも業者の選び方は大切なポイントとなりますので、妥協はせずに、時間をかけてでも自分の納得する業者を選ぶようにしましょう。 注文住宅にはどんなメリットがあるの? 新築物件を購入する時には大きく分けると分譲住宅や注文住宅が存在しています。 その中でも注文住宅に憧れている人たちは多く、実際に建てている人たちもたくさん存在しています。満足度の高い新築物件を手に入れたいと思っている人は多いと思いますが、実際にメリットとしてはどういったことが挙げられるのでしょうか? 今回はメリットについて一部分ですが紹介していきます。 まず、魅力的な部分としては自由度が高いところです。例えば吹き抜けにしたいという要望や、キッチンを広くしたいという要望など、人によってこだわりたいポイントはそれぞれ異なると思いますが、注文住宅なら自由度が高いので、こういった要望は全て応えられます。 依頼する時にはこだわりたいポイントを業者にしっかりと相談して思いを伝えるようにしましょう。 また、予算を調整できるのも魅力の一つです。注文住宅と聞くと多額の費用が必要になるのではないかと思っている人もいますが、実際にはこだわるところとこだわらないところを決めることができるので、予算についても調整しながら決めることができます。 予算が決まっている場合にはその予算内で建てるということも可能です。このように、今回は一部分の紹介ですが、他にもたくさんのメリットが存在しています。 住宅以外でこだわりたいこと 注文住宅は業者の選び方をこだわることによって理想的なマイホームを手に入れることができますが、他にもこだわりたいことがいくつか存在しています。 では、実際にどのようなポイントをこだわったらいいのかということですが、まず立地条件は確認しておくと良いでしょう。 例えば治安は問題ないかという点や、駅からの距離など、こだわりたい部分は建物以外にもいくつか存在しています。 また、その他にも快適に生活できる環境かどうかの確認もしておきましょう。近くにスーパーマーケットがあるかどうかや、病院、学校などがあるかどうかも確認しておき、住み始めてからの生活環境をきちんと見ておくことが大切です。 このように、建物以外にも考えておきたいポイントはいくつか存在しているので、周辺環境についても事前に見ておくと良いでしょう。 “三昭堂”は愛知県で地域密着の住宅会社です。 地域密着ならではの、不具合が発生した時の素早い対応だけではなく、アフターメンテナンス部が定期的な訪問点検も実施しています。 ぜひ、愛知県で一戸建てをご検討される際は、お気軽にご相談ください。 ご予約はコチラから。 -
2019.10.28
注文住宅で知っておきたい、工務店選びと費用の相場
工務店を選ぶときのポイント マイホームを建てる時に、注文住宅を選ぶ人はたくさん存在しています。 できる限り、理想のマイホームを建てるためには、工務店の選び方が重要になります。 実際に、これから工務店を選ぶという方のために、今回は、選ぶ際のポイントについていくつかご紹介していきます。 まず1つ目は、どれぐらいの価格で建てることができるかどうかについて、確認をしておきましょう。 できる限り安く建てたいと思っている場合、長年の実績や信頼がある工務店を選択すれば、知識も豊富にあるためコストダウンを実現することが可能です。 また、コストダウンを実現するためには、できる限り住宅設備や建材をまとめて発注できるところに依頼をした方が安く済むと言われています。 まとめて発注できるかどうかも事前に確認しておくと、よりリーズナブルな価格で建てることが可能になります。 続いて2つ目は、標準仕様の現物確認が可能かどうかの確認をしましょう。 実際に注文住宅を建てる人の中には、内外装の設備などについてあまり詳しくない方がたくさん存在しています。 住宅について詳しくない人は、実際に現物を見て判断したいと思っている人も多いと思います。 工務店によっては、ショールームなどがあるところも存在しているので、こういったところを選ぶことで現物確認をすることが可能になります。 現物確認をすることで、設備の知識も身に着けることができるため、理想のマイホームを手に入れることが可能になります。 続いて3つ目は、自由設計ができるかどうかの確認です。 例えば。工務店によっては自由設計ができる幅が狭いところも存在しています。 こういったところに依頼をしてしまうと、妥協をして決めなければならないこともあります。 工務店によっては、要望に合わせ、様々な素材で自由設計をすることができるところもありますので、そういった工務店を選ぶことで、細かいところまでこだわることができます。 注文住宅でも、どこまでが自由なのかについて事前に確認しておくと良いでしょう。 続いて4つ目は、保証が充実しているかどうかです。 例えば、新築住宅であっても、初期不良などが発生する場合がありますし、生活することにより、設備の不具合などが起こることもあります。 保証が充実している工務店を選んでおけば、万が一の事態が起きた時に素早く対応してくれるため、安心して生活を送ることができます。 万が一の時に対応してくれるかどうかも、事前に調べておくと良いでしょう。 このように、工務店を選ぶときにはいくつか知っておきたいポイントが存在しています。 後悔しないためにも、工務店を選ぶ際は、今回説明したことを参考にすると良いでしょう。 家を持つなら一戸建てを選ぼう 居を構える場合、一戸建ての家を建てるという方が多くなっていますが、実際に一戸建てにはどのようなメリットが存在しているのでしょうか。 今回は、一戸建ての魅力的な部分についてご紹介していきます。 まず1つ目は、土地の資産価値が高いということです。 マンションと違う点は、建物以外にも土地の所有します。財産である土地の所有権があるのは強みです。 昨今、土地の資産価値が高くなっているため、選択する人たちが多くなっているのが現状です。 続いて2つ目は、騒音のトラブルが少ないという点です。 マンションの場合、上下階と両隣は基本的につながっているため、騒音の問題で迷惑をかけてしまうこともあります。 一方で、一戸建ての場合は騒音のトラブルで悩むということはほとんどありません。 気を遣わずに生活ができるというのは魅力的です。 続いて3つ目に、管理費がかからないという点です。 マンションの場合、毎月管理費を支払っている人が多いと思いますが、一戸建ての場合は、毎月管理費を支払うことがないため、毎月の負担を抑えることができます。 このように、3つのメリットが存在しているため、一戸建てを選択する人たちが多くなってきています。 注文住宅の費用の相場 注文住宅を選択する際、費用の相場について気になる方も多いと思いますが、基本的に費用の相場はそれぞれ工務店によっても異なりますし、使用する建材や住宅設備によっても変わってきます。 例えば、工務店によっては取り扱っていない建材等も存在しています。 それにより、費用が大きく異なる場合もあります。 高級な建材しか取り扱っていないところでは費用がかかってしまいますし、幅広く取り扱っているところではリーズナブルな価格のものにも対応することがでるため、 それぞれの工務店によって、費用の相場は大きく変わってきます。 できる限りリーズナブルな価格で注文住宅を建てたいと思っている方は、費用について、工務店と納得するまで話し合うと良いでしょう。 愛知県で地域密着型の住宅会社 “三昭堂” は長年の信頼と実績によってコストダウンを可能にしています。 また、東海地区最大級のショールームも完備いたしておりますので、ぜひ、お気軽にお立ち寄りください。 ご予約はコチラから。